【プロの本音:金融編Vol.7】欧米では医者・弁護士と並んでお金の相談はIFAと言われている

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

森下雅之さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは森下さんの自己紹介をお願いします。

 

ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社の森下です。

新卒で三菱UFJモルガン・スタンレー証券に入社して、豊橋支店と大阪支店でリテール営業を経験しました。

学生時代までは部活動に励み勉強とは無縁でしたが、唯一打ち込んだ勉強?が大学時代の株式のゼミでした。

実際の相場と連動した投資ゲーム内で運用成績が上位であれば、卒論なしで単位が貰えるというゼミだったので、わからないなりに銘柄を調べ無事卒業することができました。

その時の体験をきっかけに証券業界に興味を持ち、今に至ります。


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

前職の先輩に誘われたことがきっかけです。

一般的に証券営業は厳しい世界のイメージがあるかもしれませんが、個人的に証券自体に興味を持って取り組めていたので、転職をしたとしても証券業界に携わっていきたいという思いがありました。

IFAの存在を知った時に、働き方やお客様との接点に自由度が高い点が、とても魅力的に感じました。

欧米では広くIFAが浸透しており、医者・弁護士と同じ目線でお金についての相談をされるといわれ、日本でのIFA認知度はまだまだ低く、これからまだまだ成長余力がある業種という期待感も、決断の後押しをしてくれました。


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

様々あるかと思いますが、一番はお客様と一緒に資産運用を作り上げていくことが可能な事だと思います。

弊社の場合、会社として個別の銘柄や商品を選定しそれを強くセールスすることはございません。

まずは運用が始めての方でも経験豊富な方でも、投資を始めたきっかけやご意向・目的をお聞かせ頂きます。

それを基にお客様毎に提案を用意させて頂き、微調整をしながら提案のすり合わせをさせて頂くのですが、裏を返すとこちらが一歩通行でセールスを行わないので、特定の情報が欲しいというお客様には最初は物足りなく感じるかもしれません。

その上で特定の個別銘柄の取引をしたいというお客様には、リスクがあることを前提に情報提供もさせて頂きますし、実際にメインの投資ではなく余裕の範囲内のご投資でそういったご意向を頂戴するお客様も多くいらっしゃいます。

一番お伝えしたいことは、一緒くたに金融商品のセールスを行う事はせず、ご納得の上できるだけ気持ちよくお取引頂くためのサービスを、弊社では重要な理念として考え実践しております。


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

お客様から「ありがとう」とお礼を頂戴することや「宜しく頼みます」と仰って頂く機会が増えたことでしょうか。

提案させて頂いた商品が値上がりしたから、という事だけではなくお客様毎にニーズの違うご連絡の取り方や提案の姿勢等を評価して頂いたからではないかと個人的には思っております。

これは代表の山口が日頃大事にしている「ホスピタリティ」という考え方や「セールス業ではなくサービス業」という考え方が私自身にも根付いてきているからだと感じます。

結果的に今までは承ることが無かったご相談を頂いたり、お客様へ素早いレスポンスができるようになったりと自身の成長にも繋がっているのではないかと思います。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:ペレグリンの森下雅之

 

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

IFA相談に対して向き不向きはあるかもしれませんが、とりあえず気になるIFA法人・担当者がいた際はまず相談してみるのも1つかもしれません。

というのも、各IFA事業者・担当者ごとに方針や考え方に違いもありますし、それに加えてお客様と担当者のウマが合う合わない等のフィーリングも重要になると思うからです。

弊社では相談料等という名目でお客様から直接費用を頂戴することは一切なく、実際に初回相談してそれっきりというお客様もいらっしゃいますし、逆に他の事業者を回られて、結果弊社を選んで頂くこともございます。

証券会社の担当者をお客様が選び指名することは難しいですが、IFAはお客様がご自身の担当者を選べる事もIFAならではの特徴ですので、まずはお気軽にお問合せされてみては如何でしょうか。

 


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

先程の質問でも少し触れさせて頂きましたが、基本的にはお客様と一緒にお客様の資産運用を考え作り上げていく事が強みであると考えます。

運用の目的や取引のご経験が無く、漠然とされているお客様にはライフシュミレーションや心理分析をさせて頂き、お客様ご自身でイメージをお持ち頂く為のツールも用意しており、また実際に自社でポートフォリオを運用し動きがあった際はお客様にご連絡する、「エスコート」というサービスも弊社ならではの取り組みとしてご好評を頂いております。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

既に将来的な蓄えや財産が見えている方にはそれほど重要でないかもしれませんが、そうでない方は参考程度でいいので一度ライフシュミレーションをされることをお勧めいたします。

その時に、将来ご自身の資産がいつの時点でどのくらいかだけでもイメージを持つと、その後は何をするべきか備えるべきかの判断材料になるはずだからです。

日本にはNISAや確定拠出型年金など、人生100年時代に備えた制度は既に整っていると思います。

あとは必要に応じてその制度を使うか使わないかだと思います。


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

Route100のサイトをご覧になってる時点で、相談に向けての大きな一歩は踏み出しているのではないかと思います。

数あるIFAの中でもし目にとめて頂けましたら、お客様からのご相談を心よりお待ち申し上げております。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社)

森下 雅之
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社

2011年三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社。豊橋支店・大阪支店で勤務。約6年間の在籍期間中に様々なお客様との出会いに恵まれ、複数回社内表彰を受賞。2017年にIFAとして活動し2019年ペレグリン ・ウェルス・サービシズへ社員として入社。現在に至ります。

お客様へ提案ありきの関係性は元々好きではなく、日々の会話などからのリレーションを強めていくことが大事であると考えております。結果、運用以外のご相談もお客さまから頂けるような関係性が築けたときが、私がこの仕事をやっていて良かったと感じる時です。

 


 

【プロの本音:金融編Vol.5】大きな傷を作らない安定的運用と分散投資にこだわる理由

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

山本洋平さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは山本さんの自己紹介をお願いします。

 

シグマ株式会社の山本洋平です。

新卒でSMBC日興証券に入社し、約10年ほど個人富裕層・法人営業を経験した後、シグマ株式会社に入社しました。


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

証券会社に勤めていた頃は、膨大な量のノルマ商品を販売しないといけないという会社からのプレッシャーが強く、資産を守り増やしたいというお客様の意向に沿った解決策を提示することが困難でした。

ノルマ商品の中にはかなり見通しが悪く誰も買いたがらないような商品も含まれており、そのような商品を購入していただけるのは、私の事を信頼してくださっているお客様達でした。

良心の呵責に苛なまれ、もっとお客様の役に立てるような仕事がないかと探していたところ、ノルマがなくて提案自由度が高く、提案可能な商品のバラエティも豊富なIFA(シグマ株式会社)と出会い、入社いたしました。


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

会社からのノルマ商品等の強制的な縛りがなく、提案の自由度が高いため、お客様本位の仕事をすることができます。

転勤もないため、長期的かつお客様の立場と同じ目線に立って共に将来起きそうな問題等を考えたり、親身に相談に乗った上でアドバイスすることができます。


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

「山本さんに会えて本当によかったです」と言われたことです。

それ以外にも「ありがとう」と言っていただけることがかなり増え、お役立ちできている、または真剣にお客様に貢献しようという姿勢が伝わっている証拠だと受け止めることができ、嬉しかったです。

前職の証券会社営業員の頃は、こちらからお客様へ御礼を言うことはあっても、お客様から御礼を言っていただけること自体が珍しいことでした。

 

IFAとしての特徴・相談内容

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

ご自身で相当な資産運用に関する知識や経験があり、投資手法についてもこだわりを持っていて、アドバイスの必要性を感じていない方の場合は、ご相談いただく必要はないと思っています。

相談が多いのは、ご年齢層は40代~60代が中心で、自身で投資の勉強や管理をする知識や時間がなく、比較的安定的な運用を希望される相談者が多いです。

過去の取引等から、銀行や証券会社に対して不信感をお持ちのために、弊社に相談にいらっしゃる方も多いです。


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

なるべく大きな傷を作らず、安定的な運用をするということに重きを置いた提案をすることに強みを持っていると考えています。

それに付随することですが、分散投資を心掛けていることです。

一般的なIFAの場合、優れていると思われる商品にひとまとめに投資を推奨する傾向もあると思いますが、その商品が期待に応えられないケースもあり得ます。

ですので、投資金額にもよるのですが、できる限り銘柄をひとまとめにせず、リスク分散をする提案を心掛けています。

そして税務や法務、相続等の悩みをお抱えのお客様からの要望が多いため、信頼できる税理士や弁護士等とも連携しながら解決策を提示できます。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

IFA:シグマの山本洋平

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

不確定要素が多いため、当然プラン通りに運ぶ可能性の方が低いです。

人生100年時代と考えれば尚更です。

しかし、蓋然性の高いシナリオをひとつふたつでもシュミレーションしておけば、予想に反したできごとが起きた際にも修正する策を打ち出しやすいと思います。

ですので経験豊富なアドバイザーとライフプランを策定しておくことは今後重要になっていくと考えています。


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

弊社では、初回面談は無料で行っております。

お客様の要望や問題があって初めてお役に立つことができると思っていますので、商品購入を無理強いするようなこともありませんので、どうぞお気軽にご相談ください。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(シグマ株式会社)

山本 洋平
シグマ株式会社

大学卒業後、日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)に入社。個人富裕層、法人顧客への資産運用設計コンサルタントに従事。

より一層お客様目線のコンサルティングがしたいと考え、シグマ株式会社へ入社。お客様の真の相談相手になりたいと考え、親身なコンサルティングを心がけています。お客様の現状と将来目標をしっかりと分析し、目標を達成するためのプランを立案していきます。

 


 

【プロの本音:金融編Vol.4】「資産運用」という選択肢でお客様の人生に「豊かさ」を添える

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

牧元拓也さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは牧元さんの自己紹介をお願いします。

 

株式会社バリューアドバイザーズの牧元拓也です。

大学を卒業後の2016年に東証一部上場の証券会社に入社し、福岡支店と松阪支店でリテール営業を経験しました。

証券だけでなく、保険や相続など、お客さま一人ひとりのライフプランに合わせた資産運用のコンサルティングを実現するために株式会社バリューアドバイザーズに転身しました。

現在では、ゴールベース・アプローチによるお客さま一人ひとりに合わせたコンサルティングを行っています。


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

大きく2つあります。1つは「転勤」、もう1つは「知識の幅」です。

私はお客様になっていただいて、3日後に転勤が決まった経験があります。

何度も通ってお客様のことを知り、自分のことをお客様に知っていただき、そして運用していただけます。

お客様からすると自分のこと、お金のこと、家族のこと、たくさん話してきた信頼できる担当者が急に転勤となり、話したこともない新しい担当者が現れるわけです。

荒っぽい表現かもしれませんが、初対面の人に多額のお金を預けるようなものだと感じました。

もちろん転勤があると分かって入社しましたが、お客様の立場になると長期的なサポートが理想的だとの思いが強くなりました。

 

当時の私は「自分の提案ひとつでお客様の人生を豊かにできる」という思いで働いていました。

あるお客様のご主人が亡くなり、保険や相続について相談された際に何一つ答えれない自分に気づきました。

「このままではだめだ。自分がもっと知識を持たなければ本当の意味でお客様を豊かにすることはできない。」と自分の無力さを痛感しました。

このような経験から転勤もなく、保険や相続の知識も習得しお客様のライフプランに沿ったコンサルティングをするためにIFAへの転身を決意しました。


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

IFAは特定の金融機関に所属していないので、お客様にとって必要のないもの(会社の方針で販売したいもの)は提案せず、中立的なご提案ができます。

また、転勤がないので長期的なサポートができるのも大きな価値だと思います。

・60歳になったら仕事をやめて毎年夫婦で海外旅行に行きたい

・子供の教育資金を確保するために少しでも増やしたい

・親から相続した金融資産を大切に運用したい

私たちIFAは、お客様が何のために運用する必要があるのかいつまでにいくらのお金が必要なのかをしっかり聞くことが重要だと考えています。

そうでないと、どの程度の資金をどのくらいの期間運用するべきなのか分からないまま運用することになります。

ゴールに向かう手段として「資産運用」という選択肢をご用意し、お客様の人生に「豊かさ」を添える、それがIFAの使命だと考えています。


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

ご家族やご友人をご紹介いただけるようになったことです。

長期的に担当してもらえるのでありがたいです。」と感謝の声をいただくことが多くなりました。

証券会社ですと、3~4年で転勤になることが多いので担当者からの提案も短期的なものになりますし、担当者自身が転勤となります。

それに対して、私たちは転勤がないので長期運用をご提案しておりますし、長期的なサポートができますので相続や贈与など次世代への承継のサポートも行っています。

信頼がなければご紹介いただくことはないので大変うれしく思います。

やりがいのある仕事だと日々感じています。

 

IFAとしての特徴・相談内容

 

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

ご自身の知識が豊富で自分の考えで運用したい方は「向いていない人」になるのかもしれません。

基本的に、IFAを活用するのは時間の有効利用だと考えています。

ご自身で勉強すればうまく運用していけるかもしれませんが、勉強時間や相場を見ている時間は有限です。

過ぎた時間が戻ることはありません。

私たちIFAに運用の大枠を任せていただくことで、その時間をご自身の仕事や家族との時間に使っていただき、より良い人生になるお手伝いができればと考えています。

相談内容としては、漠然とした老後不安を持っている方や、親からの相続資金の活用方法を知りたいなど多岐にわたります。

世代も30代~60代と様々なお客様がいます。

金融資産は1000万円~数億円、運用額は1000万円~3000万円が平均です。

最初から運用額などは考えず、気軽にご相談いただければと思います。


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

弊社は「価値のある金融コンサルティングの追求」という経営理念のもと、全員が証券会社出身のメンバーです。

運用の知識はもちろんのこと、証券会社で得た経験から長期的にお客様のお役に立ちたいとの思いを持っています。

お客様の運用目的・目標から逆算して運用方法を考えていきます。

担当者の考えで提案するのではなく、社員全員でお客様の現状と課題について確認し、改善案について話し合い、最終的な改善案をご提案します。

ご提案のベースには「お客様の資産を自分や自分の家族の資産のように考えてアドバイスする」という考えがあり、商品ありきの提案は行いません

大きな強みは贈与や相続など次世代への承継のサポートができる点です。

複数の証券会社や銀行で取引されている方は少なくありません。

仮に相続となると相続人の手続き負担も大きくなります。

そうなる前の事前対策などのサポートを士業の方と連携しながら行っています。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

ライフプランニングの前に「どんな人生を歩みたいか」を考えていただきたいです。

一度きりの人生をどう生きたいか、それをライフプランニングで現実的にしていくイメージが良いと思います。

難しく考える必要はありません。

例えば、「家族を大切にする人生」であるなら、「家族との時間を確保するために60歳でリタイアしたい」「子供たちの選択肢を増やしてあげたい」などの想いが出てくると思います。

それであれば「60歳までに○○万円が必要なのか」「子供が留学に行くとしたら○年後までに○○万円あった方がいいな」、など具体的にいつまでにいくら必要なのかがイメージできます。

そのうえで、病気やケガなどの不測の事態に対応できる備えをしておくことも重要です。

人生100年時代は、年金や国の補助に頼るのではなく自助努力での資産形成が必須です。

100歳まで生きることをマイナスに捉えるのではなく、自分の人生を楽しむ時間が長い、と前向きに捉えてライフプランニングすることも大切です。


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

ゴールベース運用は、お客さまの夢や目標(ゴール)を明らかにし、それを叶えるために資産を管理していく方法です。

資産運用の目的が老後資金なのか教育資金なのか、そのためにはいくらの金額を用意し、どのくらいの期間運用する必要があるのかを一緒に考えます。

私たちは商品販売のプロではありません。

お客さまのライフプランに合わせた資産運用のプロとして、価値をお届けします。

お客さま一人ひとりに合った運用方法が必ずあります。

お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(株式会社バリューアドバイザーズ)

牧元 拓也
株式会社バリューアドバイザーズ

大阪経済大学経済学部を卒業後、東証1部証券会社に入社。福岡県、三重県で金融商品を中心とした資産運用コンサルティング業務に従事する。入社3年で業績優秀者表彰などの社内表彰を5度獲得。

証券のみならず保険や相続など、お客さま一人ひとりのライフプランに合わせた資産運用のコンサルティングを実現するために株式会社バリューアドバイザーズに入社。ゴールベース・アプローチによるお客さま一人ひとりに合わせた運用アドバイスを行っている。

 


 

NISA:20代から30代、40代の口座数が徐々に増加(2020年9月末時点)

NISAは少額投資非課税制度のことで、一定の条件の中で投資で得られた利益に税金が掛からない制度です。

口座数は徐々に増えており、2020年9月末時点で1,041万件になっています。

また、20〜40代の口座数の割合が増えていることから、若年層に広がっていると考えられます。

NISAは多くの人にとってメリットがある制度ですので、ご存知ない方はぜひ知っておきましょう。

一般・つみたてNISAともに、若年層口座の割合が増加

20歳以上の人が利用できるNISAには、「一般NISA」と「つみたてNISA」の2つがあります。

一般NISAは2014年に制度が開始、2020年には20〜40代の口座数が31.7%となっています。

つみたてNISAは2018年に制度が開始、2020年には20〜40代の口座数が78.3%となっています。

NISA口座の若年層割合日本証券業協会「協会員の従業員数等(2020年6月末)」を元に、Route100編集部作成

一般NISA・つみたてNISAともに、若年層に広がっていると考えられますが、つみたてNISAは特に若年層が多い構成になっています。

これには一般NISAと、つみたてNISAの制度の違いが関係しています。

つみたてNISAは、より長期投資向けの制度

一般NISA・つみたてNISAともに、一定の額までの投資で得られた利益に税金が掛からない制度です。

2つの制度の大きな違いは、非課税になる期間と年間の投資上限額です。

一般NISAとつみたてNISAの違い金融庁「NISA特設ウェブサイト」を元に、Route100編集部作成

つみたてNISAは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度で、一般NISAの4年後、2018年1月にスタートしています。

そのため、一般NISAと以下のような違いがあります。

 

つみたてNISAの特徴

  • 非課税期間:一般NISAの5年に対して、20年と長い
  • 毎年の非課税投資上限額:一般NISAの120万円に対し、40万円と少ない
  • 投資対象商品:より長期・積立・分散投資に向いた投資信託に限定(一般NISAに比べると投資可能商品が少ない)

このように、つみたてNISAは「より少額で始められる印象が強いこと」「非課税期間=運用期間が長いこと」で、これまで一般NISAを利用していなかった若年層ニーズを捉えたと考えられます。(※一般NISAも少額から始められます)

いずれにしろ、一般NISA・つみたてNISAともに税金面で優遇が受けられる制度であるため、投資を初めていない方・投資をしているがNISA口座を利用していない方は、活用を考えてみてください。

また、NISAについての詳細を知りたい方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。

投資初心者にNISAがおすすめな理由、種類と制度のポイントも解説
NISA:少額投資非課税制度の口座数推移(2020年9月末時点)

まとめ

この記事では以下のことを紹介してきました。

  • NISAは「少額投資非課税制度」のことで、一般NISA・つみたてNISAともに20〜40代の口座数割合が増えている
  • 特に、つみたてNISAは20〜40代の口座数割合が78%と多い
  • つみたてNISAは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための制度

また、NISAは税制優遇のメリットがある制度ですが、通常の投資と同じで「どの金融商品を購入するか」「何年間運用するか」などを検討する必要があります。

そのため、どのように投資・資産形成を行なったら良いか分からない場合は、1度アドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。


 

【プロの本音:金融編Vol.3】ホスピタリティ溢れる金融サービスで日本一お客様に喜んで頂く

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

山口聰さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは山口さんの自己紹介をお願いします。

 

ペレグリン・ウェルス・サービシズ代表取締役の山口聰と申します。

大学卒業後、大和証券に入社して梅田支店と渋谷支店にてリテール営業、人事部付きインストラクターとして人材教育を担当しました。

リーマンショックにより金融市場が冷え込む中、学生時代に経験したホテルマン流ホスピタリティを金融サービスに活かしていきたい思いから富裕層部門への移籍を希望、アメリカン・ライフ・インシュアランスカンパニーにて富裕層向け営業研修業務に携わりました。

その後本格的にプライベートバンカーとしてキャリアアップすべくバークレイズ銀行へ入社、上場企業オーナーや開業医など超富裕層を担当、クレディ・スイス証券プライベートバンキング本部にてさらに経験を積み、これまで得た外資流のお客様との長期的な関係を基本とする金融サービスを幅広いお客様に提供したいと、2017年に起業独立しました。


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

本当のお客様目線の金融サービスとは何か。

大和証券時代はもちろんのこと、外資系金融機関のプライベートバンカーとして、プロと言われるようになってからも、この問いに対する答えには常に悩んできました。

いうなれば、その答えを自分の中に見つけるためにわたしは起業したと言っても過言ではありません。

商品や情報の内容だけでは差別化できない心の時代である今、お客様の資産運用のサポートという仕事に求められている大切なことは、「サービス」と「ホスピタリティ」だとわたしは考えています。

お客様の期待に応えることはもちろんのこと、お客様の不安や潜在的な希望に対しても先回りして応えていくこと、これこそがお客様との長期的な関係の前提になり、資産運用のサポートの成果につながると信じています。

大企業の組織の一員である限り、お客様の利益と会社の利益が完全一致することはありません。

IFA企業を立ち上げたのは、やはり独立の立場に立つことが、本当の意味でお客様目線のサービスを考える第一歩だと確信したからです。


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

資産運用を難しくしている要因の一つに、商品の数があまりにも多いことがあるのではないでしょうか。

加えて資産運用に関わる情報も氾濫しており、知らないとうまくいかない落とし穴も多数存在します。

しかし本当に必要な本質を抑えておけば、資産運用自体は決して難しいものではありません。

わたしたちはお客様一人一人の資産運用を成功に導くため、資産運用をできるだけシンプルに考え、お客様自身に合わせた投資行動や選択を重視しています。

落とし穴に迷い込まないよう、当社では、わたしたち自身もお客様と同じ視点で資産運用を行い、本当に必要と思われる情報をお届けしています。

こういったことはやはり独立の立場に立たなければ不可能でした。

商品を売るための金融サービスではなく、お客様の目標や目的を実現するための伴奏者としての金融サービスは、IFAがもっとも力を発揮できる領域であり付加価値だと確信しています。


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

なんといってもプライベートバンカー時代から、10年来ずっと私に資産運用を信頼してお任せしてくださっているお客様が何人もいるという事実です。

世界有数の金融機関の看板を捨てて、日本の金融サービスの課題や限界に挑戦するために起業独立したいという私の想いを信じて大切な資産を預けてくださっている、その事実こそが何よりも嬉しいです。

お客様のためにわたしたちは存在し、信じて頂けるからこそお客様の期待に応えて喜んで頂きたいと、初心忘れることなくお客様に感謝しています。

そして今、会社として新しいお客様との出会いが増え、代表という立場で会社の考え方やサービスについてお話していく中で、「他の金融機関の人とは違う、あなたのファンになりましたよ」と言っていただけることが何よりの励みになっています。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:ペレグリンの山口聰

 

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

IFA相談に向いている、向いていない人というのは一概に言えないと思いますが、いくつか提案はあります。

 

1つ目は、資産運用においてはどうしても不確実性つまりリスクがあり、そして多少なりコストも必要になるということを理解していただきたいことです。

ノーリスクではノーリターンですし、ノーコストで受けられるサービスはあまりありませんので、どちらも必要最低限のリスクやコストは資産運用計画にしっかり含めて考えていただけるとより良いと思います。

 

2つ目は、弊社では中長期的な資産運用のサポートを中心に行っておりますので、短期的に大きなリターンを狙うといった提案は難しいと思います。

もちろんお客様からのご相談やご要望には可能な限りお応えできるよう尽力しますが、IFA事業者や担当者毎に得意分野や資産運用に関する考え方も様々だと思いますので、お客様のスタンスにマッチする事業者や担当者を選ぶということも重要だと思います。

 

3つ目は、お互いの信頼関係が何と言っても大切だということです。

IFAもやはり人間ですので必ず結果が常にうまくいくとは限りませんが、わたしたちもお客様からどれだけ信頼いただけるかを最重要視して仕事に取り組んでいますので、お客様と積極的にコミュニケーションを取って行きたいと考えております。

比ゆ的な表現ですが、IFAとお客様の心の距離の近さも、資産運用を成功させる重要な要素だと思います。


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

弊社では、「ホスピタリティ溢れる金融サービスで日本一お客様に喜んで頂く」ということを企業理念として定めています。

そして、わたしたちはお客様の資産運用の長期的な目標の実現に向けてお客様をエスコートする存在でありたいと思っています。

そのためには常にお客様にベストフィットするオーダーメイドな資産運用提案が必要です。

口で言うのは簡単ですが、実際に当社の特徴や強みとして形にすることは容易なことではありませんが、当社では例えば3つのご提案を行っております。

 

1つ目は、行動経済学をベースにした心理分析ツールを用いて、お客様の資産運用における心理的傾向を視覚化し、よりお客様のご性格や潜在的なお考えをオーダーメイド提案に反映させています。

こうすることでストレスや不安感の少ないまさにベストフィットな提案が可能になるのです。

 

2つ目は、一般的なお客様のシンプルな資産運用を想定して、ポートフォリオの運用を自社資金で実際に行い、その運用内容を一般公開しております。

お客様と同じ目線で長期的な運用を行うことで、商品を売るためではなく資産運用を行うために必要な生きた情報をお届けできると、お客様から大変好評いただいております。

 

3つ目は、米国式のFeeモデルの導入です。

取引の都度必要になる手数料を原則廃止する代わりに、お口座残高に応じて一定の管理費用を頂戴する手数料体系を導入しています。

お客様とWin-Winの関係になりやすいとこちらも好評いただいております。

 

このように、当社では他社他IFAとの違いをお客様本位への挑戦として捉え、様々な試行錯誤を続けております。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

IFA:ペレグリンの山口聰

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

人生100年時代と言われて例えば以前よりも退職後の余生の時間が長くなってきている今、わたしたちは皆将来どのように過ごしたいかそれぞれ希望やイメージを持っていると思います。

同時に余生の時間が長いほどに病気やケガ、思いがけない出費や豊かな生活に必要な費用など、資金準備については不安を持つ方もいらっしゃると思います。

コロナ禍を経て考える機会を持った方も多いのではないでしょうか。

大切なことは、細かくなくてもまずは大まかな現状把握と将来の予想計画を見える化してみることだと思います。

大きなイベントや予定される主な出費については書き出してみて、必要な備えや準備できる時間を把握してみてください。

まだ若い現役世代ですと老後への資産形成に向けた第一歩になりますし、すでに退職が近い、もしくは老後生活をスタートしている第二の人生世代では生活資金を取り崩しながらの資産運用を考えるきっかけになります。

 

もちろん人生は何があるか分かりません。

計画通り行くことの方が稀でしょう。資産運用計画においても然りです。

ただ、資産運用においては、必要最小限のリスクやコストでできるだけ堅実な無駄のない実行が重要なポイントです。

そのためには、いつまでにいくらくらいのリターンを得ながら運用ができれば計画通りに行くのか、予め把握しておくことが大切です。

準備のための期間は長い方が、つまり資産運用計画はなるべく早くから始めた方が有利と一般的に言われますが、弊社ではお客様の状況や大まかな将来計画を基に必要な資産運用のイメージをシミュレーションすることができます。

この簡易シミュレーションを基に、無理のない資産運用を一緒に準備していきましょう。


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

わたしたちと一緒に資産運用の目標に向かっていきませんか?

資産運用を行う投資環境は常に変化し続けています。

世界的に金利はゼロに向かい、情報は錯綜し、以前よりもリスクを管理することが重要になってきていると感じています。

リスクを管理すると言えば難しそうに聞こえますが、必ずしもそうではありません。

難しいな、今は投資をするのを控えておこうかなと思うような局面では無理をせず良い時期がくるまで待つ。

これも立派な資産運用です。

わたしたちのサポートでは、資産運用をできるだけシンプルに考え、必要最小限な運用で常に余裕を持つことを忘れない、ということを大切にしております。

わたしたちは決して飾らず偉ぶらず、独立の立場から専門的なアドバイスを分かりやすい言葉でタイムリーに行います。

そしてお客様の資産運用を、長期に渡って見守る確かな仕組みと安心をお届けします。

お客様の横で、少しだけ前を歩いてファイナンシャルゴールへエスコートする、それがわたしたちです。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社)

山口 聰
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社

大和証券にてリテール営業、人事部付きインストラクターを経験。その経験を生かしてアメリカン・ライフ・インシュアランスカンパニーにて営業教育本部で人材教育を担当。ここでリテール営業の中でも富裕層に特化したアプローチ手法やプレゼンスキル、企画の基礎を体得し、扱う資産の大きさもさることながら、士業をはじめとする外部との協業や扱うサービスの多様さなど、一般的なリテール営業よりもさらに広い視野で提案に臨める醍醐味を経験。

その後、英銀バークレイズの富裕層向けサービス部門、スイス金融大手クレディ・スイスのプライベートバンキング本部でプライベートバンカーとして営業に従事する中で、プレイヤーとしての成長にとどまらず外資系のプライベートバンクサービスやその魅力を日本に広めたいという想いが募り、2017年ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社設立、現在に至る。

 


 

【プロの本音:金融編Vol.2】我々ならお金に関する総合的なコンサルティングができる

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

藤原達彦さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは藤原さんの自己紹介をお願いします。

 

シグマ株式会社の藤原達彦です。

大学(経済学部)在学中に「間接金融から直接金融へ」という大きな時代の流れを感じ、卒業後に日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)に入社しました。

北九州支店で5年、名古屋支店で3年半、リテール営業を経験しました。

日々マーケットと対峙し、直接金融の最前線に立っていたことで金融の幅広い知識と経験を得ることができました。

その後、IFAという働き方と会社の経営理念に共感し、証券会社で働いた経験も活かせることから現在の会社に入社しました。


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

IFAになったのは、弊社代表の吉田から声をかけられ、「IFA」という職業を知ったことがきっかけです。

証券会社にいた時、毎月の大きい営業目標を達成することは大変で、お客様のことを第一に考える余裕はあまりありませんでした。

また、定期的に転勤などもあり、3年~5年くらいの期間で結果を出さないといけないことから、短期目線での売買が中心でした。

「いったい自分は何のために、誰のために働いているのだろう」

「自分は社会の役に立っているのだろうか」

という漠然として思いが日々大きくなってきた中で、出会ったのが「IFA」という職業だったのです。

金融機関の営業方針がないのでお客様一人一人に合った提案ができ、転勤がないので長期的にお客様と付き合うことができ、自分が好きな「ファイナンシャルプランニング」「資産運用提案」ができるという、まさに自分にとって最高の職業だと思います。


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

常に、お客様のことだけを考えられることです。

お客様、一人一人とお話させていただく時間が多く取れるようになったため、より一層その時その時、お客様に合わせたご提案ができるようになりました。

同じ方でも、年齢やご家族の状況によって求めるもの、目先・将来のご不安は変化していきます。

ご不安を解消するためには時にお客様自身だけではなく、ご家族の協力も必要になる事もあります。

その協力頂くご家族の不安の解消や要望に対応することが、中立的な立場でお客様へご提案ができることです。


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

IFAとは「お客様と一緒に将来の目標(ファイナンシャル・ゴール)を考え、実現するための一番のパートナー」であると考えています。

そのためにきめ細やかなヒアリングを通じたファイナンシャルプランニングを通じ、ゴールベースアプローチによる資産形成・資産運用のコンサルティングが大事だと考えます。

それを実現可能にする要素のひとつが「転勤がない」ということです。

どうしても一般的な金融機関は転勤があるので、提案も短期目線になりがちです。

短期目線ではなく長期目線での運用提案ができるというのはIFAの特徴のひとつだと思います。

証券会社や銀行といった特定の金融機関に属していないため、中立的な立場でお客様へのご提案が可能です。

また、資産運用以外のカテゴリー(保険、税金、不動産、相続)の情報提供や、相続も考慮に入れた世代を超えたお付き合いができるというのもIFAならではのものであり、お金に関する総合的なコンサルティングができるということはIFAの大きな価値であると考えます。


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

嬉しかったことはたくさんあるのですが、「信頼しています」と言っていただけるのが一番嬉しいですね。

例えば金融商品をお勧めした際に「この商品の成績が良いから」という理由でご購入されるのはもちろんのこと、それ以上に「商品も良いと思うけど、あなたのことを信頼しているから買うわ」と言っていただけるのは、「IFAをやっていてよかった」と心から思える瞬間です。

お客様からその大きな信頼を得るために、日々の勉強・自己研鑽はもちろんのこと、「約束を守る」「時間を守る」「嘘をつかない」「整理・整頓」などの小さなことを大事にしています。

 

IFAとしての特徴・相談内容

 

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

いろいろなお考えのIFAがいて一概には言えませんので、弊社の考えをベースにお話させていただきます。

弊社はどちらかというと「投資初心者~中級者」の方で「あまり増やさなくてもいいから穏やかに中長期的に運用していきたい」というお客様がメインです。

あまり相談に向いていない方は、金融知識が豊富で、自分で資産運用ができ、短期売買で大きく利益を出したいという方です。

当然ご自身でやっていただく方がコストが安く済みますし、自分の好きなようにできると思います。

相談に向いている方は、すでに資産運用をされている方で「金融知識に自信がない」「今保有している商品を見てほしい」「運用を相談しながらやっていきたい」「中長期的にのんびり運用していきたい」方、もしくはこれから運用を始めていきたいが「何から始めたらいいかわからない」「勉強しながらいっしょにやっていきたい」といった方です。


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

強み・特長は主に3つあると考えています。

1つ目は、ライフプランニングをベースにした資産運用提案を行うこと

 

いきなり商品提案はしません。

将来のシュミレーションや目標がなければ、適切な運用金額、資産配分、運用商品を提案できないからです。

車に例えるならカーナビなしで、手探りで目的地に向かうようなものです。

ライフプランニングをすれば余裕資金、運用可能金額が見えてきます

また、将来お金が枯渇しないように資金計画や資産運用をすることができます。

運用する場合としない場合の将来の比較もできます。

定期的なフォローアップもこのライフプランをベースに行っています。

2つ目は、ポートフォリオ提案を行うこと

 

私達は基本的に短期売買よりも長期投資が主体です。

相場を当てにいったり投機的なことはしません。

投資環境が悪くなっても安心して中長期的に運用いただけることを実現するために、集中投資ではなくポートフォリオ提案を行っています。

3つ目は、資産運用以外のサポートができるということ

 

運用だけでなく、保険、税金、不動産、相続など、総合的なコンサルティングを行っております。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

100歳まで生きてもお金が枯渇しないようなライフプランを、現時点での環境下で考えることが大事だと思います。

「将来年金が減る」「退職金が減る可能性がある」「ハイパーインフレになる」など目に見えない不安要素はたくさんあります。

ただ、それを考え出すと何も前に進めません。

作成するライフプランも現実味のないものになってしまい、逆にもっと不安になるかもしれません。

大事なのは「今」の環境下のデータをベースに作成することです。

将来年金が減ったときはその時にまた作り直せばいいのです。

家族構成が変わればその時にまた作り直せばいいのです。

 

大事なことは定期的にライフプランを見直すことです。

計画通り進んでいるか、変わったことはないか、軌道修正する必要はないかなどを定期的に点検することが必要です。

スマートフォンでいう「アップデート」をするイメージです。

時代のスピードはとても早いので、アップデートをするのは今後大変になるかもしれません。


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

資産運用でお困りの方のほとんどが、「よく分からない」を理由に挙げています。

一般的な金融機関に相談すればその場の応急処置はできるかもしれませんが、今後もよくわからないまま運用を続け、また同じ失敗をしてしまう可能性があります。

私達はただ単にライフプランニングや資産運用提案をするだけでなく、金融教育を通じたお客様の金融リテラシーの向上にも努めております。

しっかりした金融リテラシーを持つことは、今後の長い人生100年時代を生きていく上で必要不可欠です。

「株式とは何か」「債券とは何か」「リバランスの必要性」などの運用の基本的な知識をお伝えし、しっかりとご理解頂いた上でご契約を進めて参りますのでどうぞご安心くださいませ。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(シグマ株式会社)

藤原 達彦
シグマ株式会社

大学卒業後、日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)に入社。個人富裕層、法人顧客への資産運用設計コンサルタントに従事し、営業表彰などを受賞。

今まで以上にお客様視点で物事を考え、一人でも多くのお客様の役に立ちたいとの考えからシグマ株式会社に入社、現執行役員。

丁寧なヒアリングとライフプランからお客様毎の課題を明確にし、最適な資産運用提案を心がける。ファイナンシャルプランナー(CFP)兼証券アナリストの専門知識を生かしたアドバイスが強み。

 


 

NISA:少額投資非課税制度の口座数推移(2020年9月末時点)

NISAの口座数は2020年9月末時点で、1,041万件となっています(一般NISAとつみたてNISAの口座数合計)。

一般NISA・つみたてNISAの加入条件である20歳以上の人口は約1億500万人ですので、10%ほどの人がNISA口座を保有していることになります。

逆に言うと、約90%の人はNISA口座を持っていないことになります。

NISAは多くの人にとってメリットがある制度ですので、ぜひ知っておきましょう。

NISAとは、少額投資非課税制度のこと

NISAは、一定の額までの投資で得られた利益に税金が掛からない制度です。

通常、投資で得られた利益には約20%の税金が掛かります。

NISA口座の非課税対象金融庁「NISA特設ウェブサイト」を元に、Route100編集部作成

例えば、100万円の投資を行い、分配金が年利1%、1年後の基準価格が120万円でこの時点で売却したとします。

この場合、得られる利益は21万円ですが、NISA口座では税金が掛からないため最終利益が4万円強も変わります

取引口座 税金 最終利益
通常口座 4万2662円
利益 × 20.315%
16万7339円
一般NISA口座 0円 21万円

 

また、NISA口座での投資にはいくつか決まりごとがあるため、事前に把握しておく必要があります。

 

一般NISAの概要

  1. 日本在住・20歳以上の人は誰でも利用することができる(ただし、証券会社ごとに口座開設にあたって審査がある)
  2. 非課税となる投資金額は、1年毎に120万円まで
  3. 非課税期間は5年間
  4. NISA口座で投資可能な商品には制限がある
  5. NISA口座は1口座しか作れない(一般NISAとつみたてNISA両方はできない)

※つみたてNISA、ジュニアNISAは要件が異なります。
※2023年までの制度概要です。2024年からは新NISAへの移行が予定されています。
※ジュニアNISAは利用数が少ないことから、2023年で制度終了の予定です。

そのため投資を行なっていない人、または投資を行なっているがNISA口座を持っていない人は、ぜひ検討してみてください。

また、NISAについての詳細や、一般NISAとつみたてNISAとの違いなど詳細を知りたい方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。

投資初心者にNISAがおすすめな理由、種類と制度のポイントも解説

NISA口座数の推移(2020年9月末時点)

一般NISAは2014年にスタートした制度です。

また、2018年には長期投資に向いた「つみたてNISA」が始まっています。

一般NISAとつみたてNISAの口座数を合わせると、2020年9月に1,041万口座になっています。

NISA口座数の推移日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果について」を元に、Route100編集部作成

2020年12月1時点で、20歳以上の人口が約1億500万人ですので、約10%の人が保有していることになります。(人口は総務省統計局「人口推計・2020年12月報」より)

保有率を見ると決して多いとは言えませんが、投資を行う際には必ず活用を考えるべき制度だと言えます。

まとめ

この記事では以下のことを紹介してきました。

  • NISAは「少額投資非課税制度」のことで、投資で得られた利益に税金が掛からない仕組み
  • 口座を持っている人は10%と決して多くはないが、投資を行う上で活用すべき制度

また、NISAは税制優遇のメリットがある制度ですが、通常の投資と同じで「どの金融商品を購入するか」「何年間運用するか」などを検討する必要があります。

そのため、どのように投資・資産形成を行なったら良いか分からない場合は、1度アドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。


 

投資初心者にNISAがおすすめな理由、種類と制度のポイントも解説

NISAは少額投資非課税の制度です。

簡単に言うと、通常投資によって得られた利益には約20%の税金が掛かりますが、この税金が免除されます。

そのため、これから投資を始める投資初心者の人が、まず最初に知っておくべき制度と言えます。

もちろん投資をやっている人にとってもメリットのある制度ですので、まだNISA口座を持っていない・NISA口座で取り引きをしていない人は、ぜひ学んでみましょう。

1. NISAとは

NISAは少額投資非課税制度のことで、日本では2014年1月にスタートしました。

イギリスのISA(Individual Savings Account:個人貯蓄口座)をモデルに制度が設計されています。

そのため、日本版のISAということで、Nipponの頭文字Nを付けたNISA(ニーサ)が名称の由来となっています。

制度名が示す通り、一定額の投資で得られた利益に対する税金が免除されるため、投資の初心者から実践者まで多くの人にとってメリットのある制度です。

また、NISAには3つの種類と、知っておきたいデメリットもあります。

1つずつ解説していきます。

※この記事では2021年1月時点の現行NISAを中心に解説しています。2024年からは新NISA制度への移行が予定されています。

新NISA制度の変更点については、こちらの記事にまとめています。

新NISA制度 今からでも始めるべき!2024年からの新NISA制度で何が変わる?

2. NISA・4つのポイント

NISAは、大まかに言うと「投資によって得られた利益に掛かる税金が免除される」制度ですが、税制優遇が適用されるにはいくつかのポイントがあります。

NISAのポイント

※一般NISAについての説明です。つみたてNISA・ジュニアNISAとの違いは次の章で説明します。

 

(1)日本在住・20歳以上の人は誰でも利用することができる

日本に在住している20歳以上の人は、銀行や証券会社に専用口座を開設することで、誰でも制度を利用することができます。(口座開設には、それぞれの金融機関が定める審査があります。審査の詳細は各金融機関にご確認ください。)

ただし、開設することができる口座は1つです。

通常の銀行口座や証券口座は複数持つことができますが、NISAの口座を複数持つことはできません

そのため、口座開設にあたっては、対象の金融機関に自分が運用したい金融商品があるか、手数料率・サイトやアプリは使いやすいか、などを事前に調べることをおすすめします。

※口座開設後に金融機関を変更する場合は、現在契約しているNISA口座を解約した上で、新しい金融機関で口座開設の手続きを行う必要があります。

 

(2)投資で得られた配当金・売買益などが非課税になる

NISA口座で購入した金融商品から得られた、配当金・売買益などが非課税になります。

NISA口座の非課税対象

 

投資信託で得られる利益には、「配当金」と「売買益(譲渡益)」があり、この両方が非課税になります。

また、NISAの対象となる金融商品には上場株式もあります。株にも投資信託と同じように「配当金」がありますが、株の場合は受け取り方式などによって非課税になる条件が異なるため注意が必要です。(非課税となる条件については、各金融機関にご確認ください。)

 

(3)1年間に投資できる金額は120万円まで

NISA口座で非課税となる投資枠は年間120万円までです。

 

① 120万円を超える投資は課税対象

1度に120万円購入することも、数回に分けて購入することもできます。

NISAの年間上限額

いずれの場合も120万円を超える投資は課税対象になります。

また、購入した金融商品は最長5年間非課税で運用することができます。(購入した日から5年間ではなく、5年目の12/31が期限になります。例えば、2020/12/1に購入した場合、2024/12/31が非課税期間の終了日になるため、実質4年1ヶ月ほどになります。)

 

② 売却はいつでも可能だが、売却分の再利用はできない

購入した金融商品はいつでも売却することができます。

NISAの年間上限額は復活しない

ただし、非課税枠の年間120万円は購入金額の積み上げであるため、売却分の枠は復活しません。

例の場合、最初に上限金額の120万円を購入しているため、仮に50万円分を途中で売却しても、新たに追加購入することはできません。

 

③ 残枠の翌年繰り越しはできない

年間120万円の枠を使い切らなかった場合でも、残枠を翌年に繰り越すことはできません。翌年非課税対象となる枠は変わらず、120万円です。

NISAの残枠は繰り越せない

 

(4)非課税期間は5年間

年間120万円の非課税枠は最長で5年間運用することができます。

年間120万円 × 5年間で、最大で総額600万円の原資を非課税で運用することが可能です。

 

一般NISAは最長5年間非課税

 

また、6年目になるタイミングで最初の年の最大120万円を「課税口座に移管する」、「6年目の非課税枠に移行する(ロールオーバーと言います)」、「売却する」の3つの中から選択することができます。

ロールオーバーについての補足

  • 一般NISAでは、毎年120万円の非課税枠が割り当てられます。
  • 1年目の非課税枠は5年後の12/31に終了します(例では、2021年の非課税枠は2025/12/31に終了)。
  • 6年目に新たに120万円の枠が発生します(例では、2026年の非課税枠が2026/1/1に設定)。
  • このとき、6年目の非課税枠に1年目の投資を移行することをロールオーバーと言います。
  • ロールオーバーのメリットは、利益を確定せず継続運用することで複利の効果が得られることです。
    • 1年目に120万円で購入し、非課税期間終了時に130万円になっていた場合を考えてみます。
      • この時点で売却した場合、10万円の利益が確定しますが、新たに投資できる金額は120万円です。
      • 一方ロールオーバーする場合、この時点で利益は得られませんが、130万円を継続運用することができるため、長期的により多くの利益を得られる可能性があります。

ここでは、一般NISAを例にNISAのポイントをご紹介してきました。

次に、NISAの種類と違いを見てみましょう。

 

3. NISAの種類(一般・つみたて・ジュニア)

NISAの基本的な制度は同じですが、3つの種類があります。

それぞれ、対象年齢・年間の非課税枠・非課税期間などの違いがあります。

NISAの種類と概要

 

(1)一般NISAと、つみたてNISAの違い

一般NISAとつみたてNISAの違いは、主に運用期間の考え方による違いによるもので、つみたてNISAは長期的に運用することを前提とした制度です。

  • 運用期間の考え方による違い
    • 年間非課税投資上限額が、一般NISAの上限120万円に対し、つみたてNISAは40万円まで
    • 非課税期間が、一般NISAの5年間に対し、つみたてNISAは20年間
    • 金融商品の購入タイミングが、一般NISAはいつでも購入可能に対し、つみたてNISAは定期の積み立てのみ
    • 非課税対象の金融商品が、一般NISAは投資信託に加え上場株式なども含まれるが、つみたてNISAは一部の投資信託に限定される

つみたてNISAは1年間の投資上限額が低く設定されていますが、最大投資額では一般NISAの600万円(120万円 × 5年間)より多い800万円(40万円 × 20年間)まで投資することができます。

投資の基本は「長期・分散・積立」ですので、つみたてNISAはまさにこの考え方を取り入れた制度だと言えます。

投資の基本について詳しく知りたい方は、こちらの記事を合わせてお読みください。

ポートフォリオを考える 投資の基本!投機とは違う、失敗しないための資産形成術

 

(2)一般NISAと、ジュニアNISAの違い

一般NISAとジュニアNISAの違いは主に年齢の違いで、それ以外は概ね同じ制度になっています。

  • 年齢による違い
    • 一般NISAの対象年齢は20才以上、ジュニアNISAは0〜19才
    • 一般NISAはいつでも引き出し可能だが、ジュニアNISAのは原則18才になるまで引き出しができない
  • 年間非課税投資上限額の違い
    • 一般NISAの上限120万円に対し、ジュニアNISAは80万円まで

※ここでは、制度全般の概要を説明しています。詳細な条件・制約などは各証券会社にご確認ください。

4. NISAのデメリット

ここまで解説してきた通り、NISAには税制優遇のメリットがあります。

一方で、NISAにはデメリットと考えられる点もあります。

 

(1)NISA口座で損失がある場合

① 繰越控除ができない

「繰越控除」とは、金融商品の売買によって損失が出た場合、その損失を3年間繰り越すことができる制度です。

この制度により、2年目・3年目に利益がある場合に、利益と損失を相殺することで税金を抑えることができます。

NISA口座は、そもそも非課税であるため、仮にNISA口座で損失が出ている場合でも繰越控除ができません。

② 課税口座へ移行する際に元本が切り下げられる

NISA口座で購入した金融商品を課税口座に移行する際、購入時の金額ではなく、移行時の時価が適用されます。

NISAの注意点

当然、購入時より値上がりしている場合は、非課税の恩恵を受けることができます。

一方で、値下がりした状態で課税枠に移行し、その後値上がりした状態で売却した場合、余計な税金を払う可能性があります。

図の例で説明します。

【通常口座で運用している場合】
80万円に下がったときに売却せずに持ち続け、100万円に戻ったときに売却すると、価格が変わらないため税金は発生しません。

【NISA口座から通常口座に移行した場合】
80万円に下がったときに通常口座に移行する際に、元本80万円として移行されます。そのため、100万円になったときに売却すると、利益20万円に対して税金が発生します。

そのため、長期運用を考えている場合は、ロールオーバーやつみたてNISAの利用も含めて考える必要があります。

 

(2)NISA口座、またはそれ以外の口座で損失がある場合

NISA口座とそれ以外の口座で発生した損失について、損益通算ができません。

損益通算とは、同じ年度内に複数の口座で生じた損失と利益を相殺できる制度です。

これも繰越控除と同じで、NISA口座はそもそもが課税対象外であるため、損益通算の対象になりません。

 

投資を行う際に損失の想定は欠かせませんので、このデメリットも踏まえてNISAを利用するかどうかを考える必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、以下のことをお伝えしてきました。

  • NISAは少額投資非課税制度のこと
  • NISAを活用すると、最大で年間120万円 × 5年間が非課税となる(一般NISAの場合)
  • NISAには、一般の他に積立型のつみたてNISAと、20才未満向けのジュニアNISAがある
  • NISAには、損失が出ている場合のデメリットがある

NISAは税制優遇のメリットがある制度ですが、通常口座と同様に「どの金融商品を購入するか」「何年間運用するか」「何%の年利を目指すか」などを検討する必要があります。

そのため、NISAを利用すべきか、どのように運用すべきかが分からない場合は、1度アドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。


 

資産運用の相談ができるIFAの特徴と登録人数推移(2020年6月末時点)

特定の証券会社や銀行に所属しない、独立系の金融アドバイザーであるIFAの登録人数は、2020年6月末時点で過去最多となる4,000人を突破しています。

これは、中立的なアドバイスを求める消費者・投資家の需要の増加が、一因となっていると考えられます。

その一方で、「IFA」をご存知ない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、IFAはどういった存在か、IFAに相談するメリットは何か、どのくらい増えているかをご紹介します。

IFA(独立系金融アドバイザー)とは?

IFAは Independent Financial Advisor の略で、日本語では「独立系金融アドバイザー」と呼ばれています。

イギリス・アメリカを中心に発達した仕組みで、金融機関(銀行や証券会社)から独立して、幅広く金融商品の提案や資産運用を行うことができるアドバイザーです。

金融機関に所属していないため、会社の業績や方針などの影響が少なく、中立的な立場でアドバイス・商品の提案ができることが最大の特徴です。

また、IFAは内閣総理大臣の登録を受けたうえで業務を行っていますので、安心して相談できる存在とも言うことができます。

IFAの仕組み

IFAの登録人数

IFAは日本では2004年にスタートした制度です。

最新の登録人数は2020年6月末時点で、4,036人になっています。

IFA登録人数の推移日本証券業協会「協会員の従業員数等(2020年6月末)」を元に、Route100編集部作成

特に直近2年間の増加数を見ると、約400人ずつ登録人数が増えています。

増加要因を指し示す明確なデータはありませんが、何らかの理由で消費者・投資家からのニーズが増えていると考えられます。

また、日本で登録人数が増えてはいますが、制度の参考元であるイギリスでは2.6万人、アメリカでは12.7万人が登録されています。

そのため、日本ではまだまだ少ないとも言え、今後さらに伸びる可能性があります。

IFAについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてどうぞ。

資産運用の中立的なアドバイスがもらえるIFAとは?他の投資方法との違いも解説

まとめ

この記事では以下のことを紹介してきました。

  • IFAは「独立系金融アドバイザー」のことで、中立的な立場でライフプランや資産運用の相談ができる
  • 日本ではIFAの登録人数が増えているが、イギリスやアメリカに比べるとまだ少ない

多くのIFAは初回相談を無料で受け付けていますので、投資を始めるきっかけがない方、資産運用やライフプランにお悩みの方は1度相談してみてはいかがでしょうか。


 

【プロの本音:金融編Vol.1】年金基金の在籍経験者が語る、年金減少に備える資産運用の必要性

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

佐々木幸喜さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは佐々木さんの自己紹介をお願いします。

 

ペレグリン・ウェルス・サービシズの佐々木幸喜です。

新卒でモルガン銀行東京支店(現:JPモルガン・チェース銀行)に入社、その後関連会社であるJPモルガン証券に転籍して、選択権の売買である為替オプション、日本国債オプション、米国債券のトレーダーとして13年勤務しました。

その後、第一勧業アセット(現:アセットマネジメントOne)に転職し、ファンドマネージャー等、2004年には国民年金基金連合会に転職し運用担当として年金運用に従事し、2015年にはFPG信託で富裕層向けの運用部署の立ち上げ、2017年からオーストラリア大使館で金融サービス担当の商務官をしました。

そして、2019年7月からペレグリン・ウェルス・サービシズでIFAとして活動しております。

 

IFAになったきっかけを教えてください。

 

大学卒業以来30年間、金融知識が豊富な人達と金融関連業務に従事しましたが、その後、オーストラリア大使館に転職したことで、資産運用とは縁遠く、退職後の生活に不安を感じている人が多いことに気づかされました。

投資助言業やIFAで、顧客に金融アドバイスを的確に行い、売買頻度や顧客の金銭的な負担を減らす等の中長期の資産形成をサポートすることを検討していたところ、楽天証券が預かり資産ベースのIFA手数料体系を導入したことによりIFAになることにしました。

IFAは、売買手数料よりも預かり資産ベース報酬が望ましいと考えているためです。

また、年金基金に12年ほど在籍していましたので、年金額の減少など今後の社会保障の低下を自助で補わなければいけないことを切実に感じています

今まで資産運用に消極的であった人達、特に若者をサポートし、退職後の生活を少しでも向上させるお手伝いが出来ればと考えています。

 

IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

会社の都合で顧客に対して営業をすることはなく、顧客ニーズに応じた提案ができることにあると思います。

IFAは独立系金融アドバイザーであり、特定の証券会社に属していないため、株式、投資信託、債券等の銘柄選定にあたり、顧客利益の最大化につながる提案を行います。

また、同じ担当者が、長期にわたり伴走者のようにお客様のニーズに寄り添うため、お客様が見逃している可能性があることを提案やサポートができる可能性があると思います。

資産運用や金融に関し、お客様の負担を減らし、お客様が自由に自分のために活動できる時間を増やすお手伝いができればと思います。


独自の問診票「ファイナンシャル・コミュニケーション・シート」(FCS)

 

IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

自分の金融知識や経験が、お客様の役に立っていると感じられる時に喜びを感じます。

特に、自分の退職後生活がどのように年金や保険でカバーされているのか、イメージできている人は多くありません。

日本の年金制度や皆保険制度を踏まえ、自助で行わなければいけないことについて説明すると多くの方が納得してくれます。

また、退職後資産をiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)を使って節税しながら形成してゆく方法を具体的に提案すると喜んでもらえ嬉しく思います。

金融商品は多種多様で選択が難しいのですが、今までの金融知識を生かし、運用初心者には分配金や配当が安定的で、リスクができるだけ小さい金融商品の提案を心掛けていることを理解いただけていることを嬉しく思います。

 

IFAとしての特徴・相談内容

 

IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いかをお聞かせください。

 

IFA相談に向き、不向きはありません。

なかでも、IFA相談を真剣に検討すべきなのは、金融初心者で資産形成に消極的な人です。

金融知識は一朝一夕に身につくものではなく、また、金融商品は膨大であるため、このような人たちは資産形成が遅れる傾向があるように思われます。

しかし、資産形成開始が遅れることは、資産形成の機会を逃すことにつながります。

また、既にライフ・プランを自分で行っている方でもIFA等を利用し、自分のライフ・プランを客観的にみることは有益であると思います。自分だけでは気付けなかったことに気付ける可能性があります。

「お金」の話は、家族間や友人間でも避けられがちであることが多いように思います。

それゆえ、IFA相談で「疑問に思っていたこと」、「わからないこと」等を相談し、客観的にライフ・プランを見直してみることは有意義であると思います。

 

— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

一般的に、証券営業や保険営業のバックグラウンドを持つ方がIFAになっているケースが多いように聞いております。

この方たちの強みは、個別株の銘柄選定や保険商品の提案などであろうと思います。

それに対し、私のバックグラウンドはディーラー、投資顧問、年金運用、信託と多岐にわたりますので、金融市場の分析、ポートフォリオ運用、リスク管理、銘柄分析、商品分析、投資信託・ファンドの評価に強みがあると思っています。

お客様の投資金額やリスク許容度、またはリスク選好度によって、投資方法やポートフォリオの構築等が異なりますので、幅広い知識と経験を活かし、お客様のニーズに合った提案をしたいと考えています。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 近年、人生100年時代がよく話題になっています。人生100年時代に向けて、どのようにライフプランニングを行えば良いでしょうか?

 

ライフ・プランは、「現状」と「将来の理想像」のすり合わせです。

それゆえに、定期的にライフ・プランをアップデートし続けることが重要です。

時の経過とともに、ライフ・プランを作るうえでの前提は変わります。

結婚、転職、出産、住宅購入、社会保障制度の変更、等はライフ・プランに多大なる影響を及ぼします。

これら前提の変化を踏まえ、この前提の下での理想的な将来像を描き、その理想像に到達するための行動方針を作る必要があります

そのためには、法律、税制、金融商品等の幅広い知識が必要な場合もあります。

一人で全てのことを必要十分にカバーするのは容易なことではありません。

そのようなときには、IFA・ファイナンシャルプランナー等に協力を求めながら、ライフ・プランを見直すことが考えられます。

 

— 最後に、資産運用を始めたい・見直したい・お困りの方にメッセージをお願いします。

 

資産運用を「貯蓄・投資」、「増やす」という行為をメインにすると難しく感じるように思います。

資産運用を「資産管理」あるいは「資産の効率的な利用」と考えてみてはいかがでしょうか?

「自身の持つ資産を、現金、保険、株式、債券、不動産等で、効率的に管理すること」と考えるのが望ましいように思います。

「効率的に管理する」とは、「資産を増やす」ということだけではなく、「資産を減らさない」、「資産を家族や子孫に残す、引き継ぐ)」ということも含みます。

日本では、相互扶助や社会保障への依存が大きかったために、上記のような考えが薄いように思います。

しかし、相互扶助システムや社会保障の縮小が起きる可能性があると考えるのであれば、上記のように資産運用のアプローチを変えてみてはいかがでしょうか?

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社)

々木 幸喜
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社

新卒でモルガン銀行に入行、JPモルガン証券に転籍しディーラーとして勤務。その後、第一勧業アセットマネジメントで、ファンドマネジャー等として勤務した後に、国民年金基金連合会で資産運用業務に従事、FPG信託で資産運用業務に従事。

オーストラリア大使館で、日本でのオーストラリア金融サービスのビジネス拡大支援業務に従事した後に、2019年7月よりペレグリン・ウェルス・サービシズでIFA業務を開始。

特定資産(例えば、株式)だけに頼った運用に不安を感じている人、あるいは、分散投資やポートフォリオ運用に興味がある人に対しては、特に有益なアドバイスができます。