【プロの本音:金融編Vol.23】中立的な立場でHAPPYな人生を送るための手助けを

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

戸松 優子さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは戸松さんの自己紹介をお願いします。

 

嶋田商事の戸松 優子です。

以前わたしは、シングルマザーで娘二人の子育てに奮闘しながら不動産営業をしていました。

不動産営業は、皆様の人生の一部にかかわることができる、とてもいい仕事だと誇りを持っておりました。

たまたま10年ほど前に弊社社長の嶋田と話をする機会があり、ファイナンシャルプランナーという仕事を知りました。

今以上に皆様の人生に関わることができ、また自分自身の経験を活かし、皆様がHAPPYな人生を送るための手助けができるのではないかという思いから、現在の仕事であるファイナンシャルプランナーに転職をしました。

子育ても終了し、現在は仙台を中心に自称ではありますが、日本で一番肌が黒いIFAとして活動をしています。(笑)

 


— Route100での認定も検討させていただきます(笑)
 次に、IFAになったきっかけを教えてください。

 

以前は、保険代理店という中でマネープランのアドバイス・提供をしておりました。

日々、相談を受ける中で投資信託の相談も多くなり、保険という金融商品のみのアドバイスでお客様に合ったアドバイスができているのか、トータルでのマネープランのサポートができているのか、戸惑いもありました。

現在はネット証券とパートナー契約を結び、IFAとしてマネープランのアドバイス・提供をしています。

やっと、本当の意味での中立的かつトータルアドバイスができるようになったと、実感しています。

 


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

IFAは金融機関の方針に縛られることがありません。

金融機関目線の偏ったマネープランではなく、投資家目線のアドバイスが可能です。

アドバイザーをつけると手数料が高くなってしまうのではないか、といった心配もありません。

私の場合は特殊で、もともと宇都宮本社に勤務しておりました。

5年ほど前から仙台に住居を移し、現在は仙台中心に活動していますが、いわゆる金融機関の転勤とは異なります。

現在も、宇都宮のお客様のサポートも変わらずしております。

相談者の中には担当者の転勤によりアドバイザーが変わってしまうことへの不安をお持ちの方もいますが、弊社の場合は最後まで一人の担当者もしくは会社としてのサポートが可能です。

IFAは、皆様の人生におけるパートナーとして寄り添っていきます

 


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

「金融機関のアドバイザー=男性」といったイメージを持っている方も多く、女性の相談者の方は男性だと緊張して、相談自体を迷ってしまう方も多いように感じます。

仙台オフィスは女性アドバイザーのみ。ちょっと特殊かもしれません。

女性だからこそ提供できる、きめ細やかなマネープランの提供・サポートを心掛けています。

女性アドバイザーということもあり、はじめての方でもリラックスした雰囲気の中で相談ができます。

また、IFAは初回のアドバイスだけではなく、どちらかというと定期面談などを通した継続的なサポートがメインになるのではないでしょうか。

定期面談では現在の資産状況・投資状況、ライフプランの確認、そしてそれに合わせた調整をしています。

そのため、クライアントの皆様には事務所に継続的に足を運んでいただいております。

はじめはクライアントとアドバイザーの関係ですが、時間の経過とともに身近な相談者として気軽に連絡をいただけることが嬉しく思います。

もちろんいい時ばかりではありませんが、どんな時も寄り添っていけたらなと励みになっています。

 

IFAとしての特徴・相談内容

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

IFAの相談に向かない人となると、かなり限定的なのではないでしょうか。

おそらく、ご自身でライフプランをしっかり考えていて、ご自身のライフプランに合わせた投資を自分自身で判断し、また投資に関する情報収集にも敏感で熱心な方だと思います。

会社にお勤めの方や、投資にばかり時間をかけられないけど、自分のライフプランに合わせた資産形成をしていきたいと考えている方であれば、IFAをご活用いただけると思います。

 


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

資産運用の相談に限らず、おかね全般的なトータルでのアドバイスができる点でしょうか。

例えば、昨年からコロナウィルス感染拡大に伴い、もし自分がコロナウィルスに感染してしまった場合に入院の保障はどうなっているのかといった相談も多々ありました。

資産運用はもちろんのこと、生命保険、損害保険、住宅ローン、相続に関するトータルでのサポートが可能です。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

IFA:嶋田商事の戸松優子

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングはどのように行えば良いのでしょうか。

 

ライフプランで重要なことはマネープラン。

おかねには、「今使うおかね」「将来のために殖やすおかね」「万が一のときのために守るおかね」があります。

この3つのおかねのバランスが重要だと思います。

もちろん皆さんの置かれている環境やおかねに対する考え方によってマネープランは様々です。

自分の理想とする生活を送るために、ご自身のライフプランに合わせたマネープランを私たちと一緒に考えてみませんか。

TIME IS MONEY♪

これからの時間を味方につけて、100年時代を楽しみましょう。

 


— 最後に、資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

わたしもこの仕事をするまで資産運用と無縁の生活を送っていました。

日本では投資教育を行っていないので、そもそも投資で成功するのは難しいといったイメージかもしれません。

短期的に資産を増やすのは確かに難しいと思いますが、私たちがアドバイスしていくのは失敗しない長期投資です。

今は資産運用ができる環境が整って身近なものになってきたように思います。

知名度はまだまだ低いIFAですが、ご自身の資産形成のパートナーとして活用していただけると嬉しいです。

理想の人生を送るうえで、資産運用は必要不可欠

ご自身に合った資産形成を私たちが一緒に考え、サポートします。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(嶋田商事株式会社)

戸松 優子
嶋田商事株式会社

不動産会社に約5年間勤務、主に営業職に従事。接客をしていく中で、自分も含め人生いろいろで、人生の転機にアドバイスができる素敵な仕事だと感じていた時、ライフプランをもとに人生をトータル的にアドバイスができるファイナンシャルプランナーという職業に出会いAFPを取得。

当時、高校生・小学生娘2人の子育てをする中でファイナンシャルプランニングの重要性を実感。

金融機関から独立した立場で人生をHAPPYにプロデュースしたいと思い現在独立系FP事務所である嶋田商事株式会社(おかねの相談室)に所属。

 


 

【プロの本音:金融編Vol.22】IFAの役割はライザップのトレーナー

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

氏家 大輔さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは氏家さんの自己紹介をお願いします。

 

ブロードマインド株式会社の氏家大輔です。

2008年に入社した当初は、生命保険と損害保険の保険代理店でしたので、そこからキャリアをスタートしました。

丸8年くらいでおよそ1,300名くらいのお客様を担当し、2017年からIFA事業部へと異動となり、資産運用のご相談を専門的に担当するようになりました。

生命保険・損害保険はもとより、資産運用や住宅ローン、不動産、相続など多岐にわたるご相談を承っております。

 


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

現職につく前から証券外務員の資格は保有していましたが、証券会社への登録は行っていませんでした。

ひと昔前であれば、NISAやiDeCoといったキーワードも飛び交うこともなく、資産運用に対するご相談ニーズはそれほど多くなかったと思いますが、時代の流れとともに、資産運用の相談ニーズが増えてきたと肌で感じるようになりました。

そういった時代背景もあり、今よりももっとお客様への貢献を果たしていくためには、金融商品のサポートも避けては通れないと感じ、証券会社への登録を行い、IFAとして活動することにしました。

 


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

やはり独立系のアドバイザーですから、トップダウンで何か特定の商品をノルマで販売させられるというようなことがないですし、無理な回転売買を促すといったようなこともないというのが大きな特徴だと思います。

そのため、お客様の属性などに応じて、その方にあったご提案ができます。

また、金融機関特有の定期的な転勤や担当者変更もありませんので、生涯のパートナーとしてお付き合いしていけるというのも大きな価値だと思います。

 


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

相場が良い時に感謝されるのはよくある話ですが、やはり相場が大きく急変して下落してしまったときのお客様の反応が印象的です。

普段から相場が下落したときのことを想定してお話をしているということもあるのですが、誰一人文句をおっしゃる方はいらっしゃいませんし、むしろどっしり構えていて、逆に僕のことを励ましてくださる方がいらっしゃったときには驚きとともに、話がしっかりと浸透していたことが感じ取れて、非常に嬉しかったです。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:ブロードマインドの氏家大輔

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

僕らはフィットネスのライザップの、トレーナーのような役割なんだと思います。

世の中には、ライザップにお金を払わなくても、自分一人で栄養やトレーニングの仕方を勉強したりして、鉄の意思で実際にトレーニングに励み、結果にコミットできるタイプの人もいると思います。

ただ、一方でそれが中々面倒でできなかったり、できたとしてもそれが継続できない方もいらしゃると思います。

資産運用もやみくもに流行りにのって、ただ単にやればいいというものでもなく、成功に近づきやすい方法や考え方があります

また、フィットネスと一緒で、何より継続することが重要だったりしますが、なかなか一人で我流だと難しいというデータもあるようです。

あまり時間をかけず、最短距離で成功に近づいていきたいという方には向いているのではないでしょうか。

ご相談内容は資産運用はもとより、保険などお金に関する相談全般的にご依頼をいただいています。

 


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

やはりワンストップで金融商品、保険、住宅ローン、不動産など、多岐にわたる解決策を中立的にご提供できるところだと思います。

弊社は全員が正社員という雇用形態ですので、成果報酬目的の売り込みはありません。

また、誰もが聞いたことがあるような、大手有名企業や官公庁からの依頼も多数承っています。会社として一定の規模もあるため、信頼性はかなり高いと思います。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングはどのように行えば良いのでしょうか。

 

ライフプランに限った話ではありませんが、何事も計画が必要だと思います。

計画を立てることで準備もできますし、準備をしっかりすることができれば、漠然とした将来に対する不安も消えると思います。

老後2,000万円問題といったことも話題になりましたが、あくまでモデルケースでの話ですから、やはりお一人お一人が自分の場合はどうなのか?ということを検証してみる必要があります。

2,000万円もいらないのかもしれないし、2,000万円では全く足らないという方も結構多いと思います。

 


— 最後に、これから資産形成を始めようと考えている方へメッセージをお願いします。

 

資産運用に興味があるけど「リスクが怖い」「なにから始めたらよいかわからない」という方は多いと思います。

結局のところ、習うより慣れるしかないですし、ときには痛い思いもしなくてはならないとは思いますが、なるべく大怪我を避けながら最短距離で成功へと近づけていきたいという方、ぜひ一緒にトライしていきませんか?

生涯のマネードクターとして全力でサポートさせていただきます。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ブロードマインド株式会社)

氏家 大輔
ブロードマインド株式会社

2008年よりブロードマインド株式会社。
IFA(証券外務員一種)のほか、CFP、1級FP技能士、相続診断士などの各種ライセンスあり。MDRTは入会歴は8回。

個人のクライアント(保険、金融商品)を約2,000名担当しております。年間500件ほどの個別相談を実施しており、セミナー講師としても100件超の実績があります。これまでの経験をいかしてお役に立てたらと思います。

 


 

【プロの本音:金融編Vol.21】「老後資金」は準備年数も使用年数も長く、必要金額が大きい

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

山田貴久さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは山田さんの自己紹介をお願いします。

 

ブロードマインド株式会社の山田貴久です。

大学卒業後、金融機関に入社して、営業現場と本社部門での業務を経験しました。

その後、社内の管理職研修生に抜擢されて多くの事を経験しました。

また、前職時代には「一流の金融マン」を目指して、FP1級やCFP(FPの世界最高ライセンス)の資格取得、様々なビジネススクールにも通って自己研鑽に励みました。

その後、ブロードマインド株式会社に入社しております。

 


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

前職の時には、営業現場時代の支社長に憧れて、自分も早く営業部門の管理職になって活躍したいと夢を抱いており、日々の業務や自己研鑽に励んでいました。

営業現場では、金融機関を支えていくために、営業現場は「利益第一主義=正義」という雰囲気の中で働いておりました。

しかし、本社部門では「会社は世の中のために、どう貢献していくべきか」を常に考えながら企画・運営をしていましたが、「そんなきれいごと営業現場では通用しないのでは?」「営業現場の利益を追求した泥臭い営業努力で支えているんだから…」と理想と現実のギャップに違和感を覚えました。

その後、管理職研修生に抜擢されて憧れだった営業現場で管理職として働ける切符を手にしましたが、今のままでは自分が培ってきた知識・経験を世の中のためにフルで発揮することはできないと考えて、金融機関を辞め、独立系資産運用アドバイザーの道を選びました。

 


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

金融機関には所属しておらず、業務委託契約という形で活動しているため、各金融機関の営業方針に縛られることなく、数ある金融商品の中からお客様のお考えやライフプランに合った商品提案ができるところです。

また、ブロードマインド株式会社の場合は、複数の証券会社と委託契約を結んでおり、保険会社の取り扱い数も多く、住宅ローンについても銀行代理業登録をしているため、固定金利も変動金利も取り扱えるので「商材が豊富」です。

 


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

お客様から『お金のことはすべて山田さんにお任せします』と言われたことです。

奥様から『一人で大きなお金を運用するのは怖い。アドバイスが欲しいです…』という相談を受けました。

奥様はネット証券を通じて少額の取引をしており、ご主人は「投資は危険だ!」と考えており、投資経験はありませんでした。

複数回の面談を通じて長期的な視点でのライフプランと資産設計の考え方についてお伝えしたところ、『実は5社に相談していましたが、ブロードマインドさんが一番丁寧に分かりやすく説明してくれて、子どもの教育資金から自分たちの老後、そして、その後の相続や子どもたちの人生の事まで長期的な資産設計をしてくれて感動しました』とのお言葉をいただきました。

結果的に、ご夫婦から資産運用、生命保険、そして住宅ローンの借り換えのご契約までサポートさせていただいきました。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:ブロードマインドの山田貴久

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

人から提案や教えを仰ぐことを嫌う方は向いていないと思います。

私へのご相談は、これから始められる方や自分で始めたけれど今のままで良いか分からないという方が多いです。

また、ブロードマインド株式会社は、長期的な資産運用をお客様のご要望に応じてサポートさせていただいておりますので、幅広い年齢層のお客様にご利用いただいております。

年代としては、40歳代から60歳代のお客様が中心ですが、30代のお客様もいらっしゃいます。

資産規模は金融資産が500万円~5,000万円、運用額は1,000万円~3,000万円が中心ですが、運用額の制限はありませんのでお気軽にご相談いただければと思います。

 


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

ブロードマインド株式会社の特徴は「商材の豊富さ」です。

私がIFAになるときにブロードマインド株式会社を選んだ最大の理由は「商材の豊富さ」です。

自分がお客様だったら、商材がたくさんある中から自分にとって最適なものを提案してもらえると安心だからです。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

人生の3大支出といえば「老後資金」「住宅資金」「教育資金」です。

「住宅資金」と「教育資金」は発生タイミングも金額もある程度確定しているため準備が簡単です。

仮に準備できなくても「住宅資金」も「教育資金」も低金利で借りることが出来ます。

しかし、人生100年時代となると、3つ同時に準備していく必要があります。

「老後資金」は準備年数も使用年数も長く、必要金額が大きいのが特徴です。

老後になると、原則誰もお金を貸してくれません。自分で準備するか、子どもに仕送りをお願いするしかないです。

また、「老後資金」は超長期で準備していくので、途中で何が起こるか分かりません。

年金減少や物価上昇を加味した目標設定をし、計画的に準備していく必要があります。

そして、計画通り進んでいるか定期チェックをしていく必要があります。

 


— これから資産形成を始めようと考えている方へメッセージをお願いします。

 

今この記事を読まれている皆さんは、資産運用に対して勉強熱心な方だと思います。

しかし、資産運用に関する記事や動画を見ても「聞きなれない言葉」や「理解が難しい内容」がたくさんあるかと思います。

私たちアドバイザーはお客様が資産運用に取り組む前段階で、資産運用や経済に関する基礎知識をしっかりとお伝えし、ご理解いただいたうえで資産運用をスタートします。

お気軽に一度ご相談していただければと思います。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ブロードマインド株式会社)

山田 貴久
ブロードマインド株式会社

2013年4月より 金融機関にて勤務(営業現場と本社部門にて勤務)
2019年7月より「独立系資産運用アドバイザー」として活動中

中立的な立場から、証券・保険・住宅ローンなど総合的な資産管理で日本を良くしていきたいと思い「独立系資産運用アドバイザー」へ転身しました。皆様のお役にたてるよう精進して参ります。

 


 

【プロの本音:金融編Vol.20】大半の方は5年以内に購入した金融商品を売却してしまう

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

今西進之介さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは今西さんの自己紹介をお願いします。

 

ブロードマインド株式会社の今西進之介です。

新卒でブロードマインド株式会社に入社して、5年間は損害保険事業部で個人・法人の営業を経験しました。

その後、IFA事業部に異動となり、資産運用のアドバイザーとして個人のお客様と面談をしたりセミナー講師をしております。

ブロードマインド株式会社へ入社したきっかけは、学生の頃にお金のことで損をしたくないという気持ちが強く、仕事をしながら知識をつけていけるところに引かれ入社をしました。

損害保険事業部もやりがいはありましたが、お客様がお金のことで困らない人生になる手助けをしたい、という気持ちが強くなりIFAに転身することにしました。

 


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

自己紹介でも少し触れましたが、お金のことで損をしたくないという想いがあったので、資産運用を少額から少しずつやっていましたが、年を重ねるごとに同世代と資産状況が全然違うことに気が付きました。

周りは投資=ギャンブルと思っている方が多く、100%銀行預金にしている人が多い中で、ルールを守れば投資はギャンブルでも何でもない人間にとって必要不可欠な行為だということを世に広めていきたい、みんなが裕福になれば日本の経済は回復する。

そこに自分は携わっていきたいという気持ちが強くなり、IFAになることを決意しました。

 


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

正しい情報を提供し実行支援、アフターフォローを行うことだと考えています。

資産運用をしている大半の方は、5年以内に購入した金融商品を売却してしまいます

証券会社のアドバイスだと、売買手数料目的で本来長期で保有したほうがいいものも売却してしまうことが起こり得ます。

ネット証券で一人で運用をしている人は、市場の大きな下落時に耐えることができずに売却をしてしまうことがあります。

資産運用をするには正しい情報を持ったアドバイザーが絶対に必要です。

それがIFAという存在だと私は考えております。

 


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

お客様から『同業に転職した場合は連絡ください。今西さんにずっとアドバイザーとしてついてほしいです』と言われたことです。

転職する予定はないのですが、そういう言葉をお客様から頂くと本当にこの仕事をしてよかったと思います。

自分を必要としてくれている人が世の中にいるんだと思えると、つらいことが起きても頑張ろうという気持ちになります。

 

IFAとしての特徴・相談内容

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

向いている、向いていないという判断は難しいですが、何かしら不安や疑問を感じている人は1度相談してみるべきかと思います。

その中で自分の運用方針がある方などは、引き続き自身で運用をやっていけばいいのかなと思います。

これから運用を始めたいという方や、今までやってきたがうまくいかないので一緒に資産運用をしていきたいという方が、相談者の中には多いかと思います。

また、多くの質問は、運用に興味があるがどうやっていいかわからないという方ですね。

相談者は幅広いですが、20代後半から60代の方が中心になります。

 


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

会社の制度として特徴的なのが固定給制度です。

この業界ですと、出来高制の会社が多い中で、ブロードマインド株式会社は固定給制度のため、安定的なお給料が約束されている反面、どれだけ成果を上げても毎月のお給料は決まっています。

そのため手数料に走ることなく、本当に良いものをお客様に届けることができます。

また、お客様のライフプランにあわせてご提案させて頂くため、まずは自分がどういう状況なのかということを把握してからすすめていくので、商品を販売するのではなく、その人の状況に応じて必要なものをあてはめていくというところが強みになっています。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

私が心掛けているのは、どんなことが起きても生活ができるような対策をとることです。

100歳まで生きた場合も金銭的に生活できるか、物価が上がった場合、年金額が減った場合、配偶者が亡くなってしまった場合、病気になった場合など、あらゆることが起きたことを想定して準備をしていくということです。

極端な話、どんなことが起きても大丈夫な方であれば何もしなくてもいいと思っています。

強いて言うなら相続税対策ぐらいでしょうか。

ただ、多数の方はそうはいかないと思いますので、その方それぞれのリスクを見える化してそれに備えていくということが必要だと考えます。

 


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

運用を自分1人で始めることを否定するわけではないですが、アドバイザーがいたほうがいいと私は思います。

例えばスポーツにはコーチ、勉強には学校の先生、体調に不安を感じた時は専門の病院でお医者さんに見てもらうのが一般的で、書籍やネットで調べて自分で全部やろうというのには限界があるのではないでしょうか。

運用も同じだと考えています。

我々IFAの役割は困ったとき、不安になったとき相談にのれるお医者さんの役割だと思っているので是非頼って頂ければと思います。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ブロードマインド株式会社)

今西 進之介
ブロードマインド株式会社

2012年4月より ブロードマインド株式会社にて勤務
2018年9月まで損害保険事業部で法人担当を勤める。
2018年10月より「独立系資産運用アドバイザー」として活動中

中立的な立場から、証券・保険・住宅ローンなど総合的な資産管理でお客様の状況にあわせて提案をおこなっています。

 


 

【中編】厚切りジェイソンの人生100年時代!自由に生きるための資産運用と働き方

私たちが生きる「人生100年時代」

日本では人生100年時代構想会議が発足され、政策に織り込まれるほど現実のことになっています。

そして、人生100年時代を自分らしく生きるためには、資産運用・働き方・健康の3つがとても大切です。

資産運用:理想のライフスタイルを実現するための資産
働き方:自分の夢・目標に向かって、やりたいことを実行する働き方
健康:活力を維持するための健康な身体と人間関係

まさに人生100年時代の生き方を体現している厚切りジェイソンさんに、自分らしい100年人生を歩むためのヒントを聞く。中編は、IT企業の役員・お笑いタレントなどパラレルキャリアを実践するジェイソンさんに聞く働き方の話です。

前編:お金編  〜投資・資産運用のヒント

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中編:キャリア編 〜働き方のヒント

 ▼

後編:健康編 〜心身を健康に保つヒント


ITとお笑いのパラレルキャリア

ー 前回は、資産運用のお話を聞かせてもらいました。今回はキャリアのお話しです。まずライフキャリアの虹で見ると、ジェイソンさんにはITの仕事やタレントの人格もあります。

 

タレント80歳までやらなきゃいけないですか。前回60歳で死ぬって言ったから。

 

ー もうちょっと頑張ってください(笑)。

 

厚切りジェイソンのライフキャリアの虹

 

編集部注釈:ライフキャリアの虹は、人生を年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせとする考え。ライフキャリアの虹について詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。

「人生100年時代」に本気で向き合う!人生設計と資産形成

 

ー こうして見ると、やはりお笑いタレントが特徴的なキャリアです。働きながらの養成所は大変でしたか?

 

全然。養成所は週1日だけだった。

週末の日曜日だけで全然苦でもなかった。

平日はフルで仕事をしていて、平日の夜や土曜日は家族と過ごしていたので、まったく大変だとは感じていなかった

 

タレント活動が忙しくなったときに、会社の上場準備も佳境だったようですが、バランスが崩れることはなかった?

 

崩れた。

最初は会社にあまり言ってなかった。自分の時間で、趣味で養成所に通うと言っていた。

ある時、YAHOO!ニュースのトップに載っても気づいていない人が多く、たまにあれジェイソンじゃない?っていう人がいたりとか。

そのあと年末の特番で優勝して、その後R-1グランプリにも出て目立つようになってきて。

最初は週1回の仕事があれば有休取ったりして調整していたが、タレントの仕事が入りすぎてITの会社に相談するようになった。

 

ー どちらか手を緩めようと考えましたか。

 

それは思ってたかもしれないですが、知名度の作り方を考えたときに、スポットが当たったタイミングで集中的にやらないと2度とこの波はないと思って、やることにした。

結果的に、僕にある程度知名度がついたことは会社にとってのメリットにもなって、それからは会社との交渉もやりやすくなった。

なので、今はITの仕事もタレントも自由にやれている

 

ー 過去にエンジェル投資家として確立したいとも言っていました。

 

今はエンジェル投資はやっていない。

2019年にテラスカイベンチャーズを設立したので、その時点で被らないようにすべて個人ではやめた。

個人でエンジェル投資しているのにファンドは投資していない、など矛盾が生じたときに説明がつかなくなるので、全てファンド経由でやることにしている。

 

ー 実現したいことは変わらない?

 

同じ。歴史の流れを変えるような会社に参加していたら面白いなと。

ファンドは本社の事業との相乗効果を意識している。

個人としてのエンジェル投資は将来的にやる可能性もあるが、ファンドは10年スパンで投資をしているので当面はそこでやっていく。

 

挑戦し続ける、やりたいことをやり続ける

ー 最近放送されたアナザースカイⅡの中で、将来について聞かれた際に「現状維持」という言葉を使っています。これはジェイソンさんの「小さなチャレンジをし続ける」という意味でしょうか?

 

今一応満足しているので、このままでいいんじゃないかなぁと。言い方を気を付けないといけないですけど、挑戦できる余裕がある状況。そういう意味を込めて現状がいいという感じ。

資産運用でできているお金の土台、タレントやITの仕事の土台があるから挑戦し続けられる。

 

ー 結局挑戦する人はする、しない人はしない。その中で、常にやりたいことをやり続ける人にはどのような特徴があると思いますか?

 

どうなんでしょう。僕はやりたいことをやり続けられているのかな。

たぶん、やり続けるのは満足できないからって理由もある。満足するまではやり続けるんだと思います。満足してしまったら、そこで新しい挑戦が終わってしまう。

最近「次にやりたいことは?」とよく聞かれるけど、特にない。

新しくやりたいことがあったらもうやっているから。

挑戦し続ける人の特徴は、他人の目を気にしないのと、ある程度精神的な余裕がある人じゃないかな。

海外で生活をしていける人は、ストレスを感じにくい精神の人が多いらしくて、それはある気がします。

僕は何とかなる、自分で解決できない問題はないという考え方を持っているかもしれない。

もちろん嫌なことはあるし、その時はストレスを感じるかもしれないけど、それは何とかすればその問題をなくせるかもしれないという自信もあるから、ある程度できることに繋がっているんじゃないかな。

 

ー 基本的に問題解決思考ということですか?

 

そうですね。解決するのか諦めるのか。

別に諦めてもいいと思っているし、なにかをやり始めたからといって死ぬまでやり続ける必要はない。そんな軽い気持ちで生きている。

いつでもタレント辞めてもいいし、いつでも会社辞めてもいい。だけど辞める必要もない。

そういう意味では、無責任に聞こえるかもしれないが、自分に合っている状況であればやるし、それ以上深く考える必要もないかなと思うんですけどね。

 

今大事にしていることをやって、日々笑って生きる

ー 今後のライフキャリアの虹はどうなりますか?

 

全部、死ぬまで延ばしたらいいんじゃないんですかね。(笑)

僕はすべて好きでやっているので、今の時点でどれかの役割をこうなったら辞めるというものは1つもない。

それは会社も同じ。会社と自分、お互いにメリットがある状態であれば続けるけど、会社にとってメリットがなければ辞めればいいし、自分にとって良い状態でなければ辞める。それだけの話。

こういうこと?

 

ー 新しい役割を考えると、小説家として本を出したいとも話していました。

 

僕はできないと思った。

実際にやってみたんですけど、書いてみて。たぶん理系すぎて面白さが作れないというか。

本格的にやろうとした時期があって、例えば1時間2時間書いて翌日見てみる。

でも、結局面白い小説ってキャラクターが命になるが、キャラクターよりストーリーの状況をただ説明している文章になっていて。

物語のストーリー展開は作れるんですが、人やキャラクターの気持ちを理解したり共感したりができないことが多くて、そこができないと面白いキャラクターが作れないことに気づいた。

物語の世界を作ることはできるかもしれないが、その世界の中にいる登場人物が共感できるものを作れない限り、これは話にならないと思って諦めた。

自分にできないことが分かることも大事

売れている小説家としてありたい自分がいたのですが、できない自分も分かった。

 

ー そのときにやりたいと思ったことを、まずやってみると。

 

今やっていることも今は大事にしているからやっているけど、将来もやっているかは分からない。

僕は自分の100年を今決めるのではなくて、今の自分をその瞬間・瞬間に決めることをやり続けるつもり。その積み重ね。

 

ー 今この瞬間を大事にして行きたいということ?

 

今は余裕がありすぎるのかもしれない。

本当はここまでは耐えなきゃいけないという人が多い気がするが、僕は正直ライフキャリアの虹にある役割を家族以外は全部辞めても、何も問題はない状況にあるので。

 

ー 多くのことを実現してきたからとも言えます。

 

過去形でね。そうなると将来の目標もブレちゃう。
なので結局、日々笑って生きることに辿り着いた

大きいことを実現したいということがないのは、ちょっと寂しいことでもある。

もしかしたら、家族でケーキ屋かちょっとしたレストランを作るかもしれない。

それも1つの選択肢。娘たち3人を大学に入れるよりも、そっちの方が安定したいい仕事に繋がるなら1つのやり方かなと。

 

ー 10年前いまの姿が想像つかなかったのと同じで、10年後も分からない?

 

まぁ死んでる。

 

ー さらに早くなりましたね。笑 ジェイソンさんは心身ともに健康なのでもっと長く生きると思いますので、次回は健康のお話をお願いします 笑。

 

後編:健康編 〜心身を健康に保つヒントにつづく)


厚切りジェイソンの人生100年時代!自由に生きるための資産運用と働き方

 

前編:お金編  〜投資・資産運用のヒント

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中編:キャリア編 〜働き方のヒント

 ▼

後編:健康編 〜心身を健康に保つヒント


プロフィール/敬称略

厚切りジェイソン
(あつぎりじぇいそん)

1986年生まれ、アメリカ・ミシガン州出身。17歳の時に、飛び級でミシガン州立大学へ入学。その後、イリノイ大学アーバナ・シャンベーン校へ進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士過程修了。IT企業役員として働きながら、2014年10月お笑い芸人としてデビュー。芸歴5カ月で『R-1 ぐらんぷり2015』決勝進出。現在は、テレビ、ラジオ、CM、舞台などで活躍中。


 

【プロの本音:金融編Vol.19】「営業担当」ではなく「人生の相談相手」として寄り添いたい

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

森​田​ ​章​広さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは森田さんの自己紹介をお願いします。

 

GAIA株式会社の森​田​ ​章​広(もりた あきひろ)と申します。
1984年京都生まれ、大阪育ちです。

現在はGAIA株式会社の大阪支店で、プライベートFPとして約70世帯のお客さまの資産運用、資産管理のアドバイスをしています。

お客さまは同世代の現役世代の方もいらっしゃれば、早期退職された方、ご自身で会社を経営されている方など、様々なタイプの方がいらっしゃいます。

女性のお客さまも多いのですが、積極的に資産運用をしたいというよりは、何でも話せる相談相手としてお付き合いいただいている方も多く、証券会社時代とは違ってお客さまの価値観に触れるような深いお話を日々お聞きして人生勉強をさせていただいています。

プライベートは男女二児の父親です。

野球が大好きですので、息子はプロ野球選手にしたいと夢見ています。親バカですね。

 


— プライベートまでありがとうございます(笑)続けて、IFAになったきっかけを教えてください。

 

大学卒業後、証券会社はバリバリ働くというイメージで2006年に大和証券に入社しました。

入社後は個人や法人のお客さまに対する資産運用アドバイス業務を担当しましたが、基本的に毎日やることは株の売買です。

それが一通り終わると、今度は投資信託の乗り換えの提案になります。

相場が上がればお客さまは喜んでくださいますが、20代の終わりを迎える頃になると、自分で考えるより会社の司令でお客さまの売買を行うことに疑問を感じるようになりました。

その頃、ライフプランをトータルでアドバイスができるIFA・独立系ファイナンシャルアドバイザーという存在を耳にするようになり、インターネットで随分と調べました。

その時に出会ったのがGAIAです。

代表中桐の著書やブログを読むうちに、裏表のない中桐の人柄や、米国流の顧客一人ひとりに寄り添うサービスで「顧客本位」を追求する姿勢に魅力をじ、2015年のGAIA大阪支店開業を待って2016年に入社しました。

 


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

IFAは基本的に転勤がなく地域に根ざした働き方ができるので、お客さまと長期的な関係を築くことができます。

そのため商品の「購入先」ではなく、お金にまつわること、ライフプランに関すること、仕事のこと、家族のことといった多岐にわたるお客さまの「相談先」としてお役にたつことができ、お客さまからも「営業担当」ではなく「人生の相談相手」として見ていただけることはIFAとして働く喜びにつながっています。

この商品がいいから買いましょう、ではなくお客さまがしたいこと、なりたい姿を実現するソリューション(解決の手段)として、結果的に金融商品や保険を提案しています。

また税理士や司法書士等の専門家とも連携して、相続や節税、終活などのお手伝いもしていますので、お客さまの人生に深く関わることができるのもIFAの強みであり仕事の醍醐味でもあります。

 


— IFAとしてお客さまと接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

自分の資産がどのような状況か、毎日値動きをチェックするという方がいらっしゃったのですが、GAIAとお付き合いいただくうちに、あまり値動きを気にしなくなったと言っていただきました。

運用がストレスや不安の種になったり、お金のこと、運用成績以外のことに頭が回らなくなるのは本末転倒ですので、お客さまの日々の心配を解消してあげられたというのは、自分たちの存在意義を感じる嬉しいお客さまの変化でした。

また急なご不幸があったときに一番に連絡していただいたことも、アドバイザーとして信頼されていることを実感する出来事でした。

日々のコンタクトや定期的な面談により距離感が縮まっているからこそ、いざという時に頼っていただき、何かあったら一番に教えてくれる。

そうすると、こちらもお客さまの求めにすぐに応じることができ、お役に立つことができます。

そんな関係を築けることが、仕事のやり甲斐になっています。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:GAIAの森​田​章​広

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

難しい質問ですが、相談すること自体が向いていない人はいないと思います。

ただ、アドバイスが必要かどうかはお客さまそれぞれの置かれた状況やお考え、タイミングがあるとは思います。

アドバイスを受けてみて、自分で意思決定できるという人は、納得いくまで自分でやってみるのも良いと思います。

GAIAで私が長くお付き合いしているお客さまは、自分でお金のことについて答えを出すよりその都度相談相手が欲しいという方、またお金に関して悩む時間はアウトソースして専門性のある人に任せたいという方が多いです。

資産運用やお金の管理はお客さまにとっては目的ではなく、心豊かに人生を楽しむための手段ですので、お金に関する部分は肩の荷を降ろして、それ以外の仕事や家族や趣味、より良く生きるために時間を使いたいという方はIFAという自分だけのアドバイザーを持つことは良い選択ではないでしょうか。

 


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

これまで日本国内での資産運用において、お客さまは専門知識が少ない分ご自身での判断が難しく、金融機関の言うことを信頼し、言われたものを買っていくという状況が続いてきました。

GAIAはお客さまの売買の回数で手数料を稼ぐビジネスモデルではなく、お客さまの残高を積み上げることが会社の収益になるフィーベースと言われるビジネスモデルですので、お客さまのお考えや課題、お悩みを伺うことに十分な時間を割くことができます。

またGAIAでは必ず半期に一度の面談の機会を設けています。「半期に一度も話すことはないよ」と最初はおっしゃっていたお客さまも、お会いすると色々なお話が出てきます。

お客さまからの相談事が無くても決まった時期に強制的に会うというのは、お客さまと長期的な関係を築くためにたどり着いたGAIAの良い制度だと思いますし、お客さまにとっても、結果的に長期投資を続けるための後押しになっていると思います。

 

— 面談では、どのようなお話をされていますか。

 

定期的な面談では、前回からの流れを引き継いだ会話を心掛けています。面談ではお金のこと以外にも、ご家族の話、仕事のこと、状況や心境の変化を伺うようにしています。

またマーケットの変動が大きく特に下落しているような時は、会社からの動画やメールの配信も行い、自分からもお客さまの不安を取り除くようにコンタクトを取ります。

その積み重ねが、お客さまの長期的な経済的なリターンに繋がると考えています。

GAIAが大阪に進出したのが2015年ですが、まだ東京に比べるとIFAの数も少ないので、IFAが関西でも広がって、もっとお客さまの選択肢が増えて欲しいと思います。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

100年というのは、想像できないくらい長いですよね。

一つは自分のやりたいことをやりながら、お金も稼ぎながら、社会に関わっていく。

そこに資産運用も加えて、金銭的なバランスを保ちながら心身健康で充実した日々を過ごす

100歳まで生きるなら、生き甲斐も必要、幸せに感じられるものを見つけて、なるべくお金の不安を手放して過ごすのが理想的だと思います。

そのためには、中長期的なライフプランを考え、自分の価値観に向き合い、理想の生活や実現したいことを描きながら、そのためのファイナンシャルプランを検討して欲しいと思います。

また一度決めたプランも歳を重ねるうちに変化がありますので、100歳を目指して定期的に見直しながら資産運用を続けていくことが必要だと思います。そのサポートをするのが私たちIFAです。

 

— 家族を中心に人間関係のあり方も変わってきますね。

 

具体的に想像してみていただきたいのですが、仮に100歳まで生きたとすると、人によっては子供の世代が60~70代、孫の世代が30~40代、ひ孫の世代が10代というように、自分と配偶者のライフプランはもとよりその下の世代の将来のお金のことまでを踏まえたプランニングが必要になるかも知れません。

また生き方や家族のあり方は多様化しています。

独身で将来は居心地の良い施設で暮らそうと思う方もいれば、気のあった友人と緩く繋がりながら共同生活するような新しいスタイルも増えるでしょう。

人生100年時代のライフプランニングは、「超長期」の時間軸で考えることが必要になってくるのではないでしょうか。

 


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

お金の悩みは尽きないもので、誰かに相談してもその時は解決した気になったり、また違う悩みが出てきたりと、一生すっきりすることはないものだと思います。

ご相談に来ていただくことで少しでもその不安が和らいで、安心して日々を過ごしていただければ、アドバイザーとして嬉しく思います。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(GAIA株式会社)

森田 章広
GAIA株式会社

富裕層個人や法人のお客さまに対する資産運用アドバイス業務を経て、 ライフプランをトータルでアドバイスができる点に魅力を感じ、2015年にGAIAに入社。
・1984年2月3日 京都生まれ 大阪育ち 
・1999年 大阪府立摂津高校入学
・2002年 関西大学(文学部英語英文学科)入学
・2006年 大和証券に入社 
・2015年 GAIA入社

人生は一度きり。お金よりも価値のあるお客さまの人生を最高のものにするために、総合的にサポートをさせていただく。お客さまにとってそのような存在になることができれば、私の人生も最高です。GAIAと付き合って良かったと感じていただけるように、最大限努力いたします。

GAIA株式会社への相談

 


 

【プロの本音:金融編Vol.18】アメリカ帰りの米国証券アナリストが語る投資のやり方

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

川上泰弘さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは川上さんの自己紹介をお願いします。

 

ペレグリン・ウェルス・サービシズの川上泰弘といいます。

私の経歴は他のIFAの方々と比べて異色なのではないかと思います。少し長くなりますが、自己紹介をさせて頂ければと思います。

2001年京都大学理学部を卒業後、新卒で日本アイ・ビー・エム株式会社に入社し、ソフトウェア開発研究所に配属されました。始まりはソフトウェア開発職です。

ソフトウェア開発研究所では、博士号や修士号を持った同僚の中で、学士号の同期は2人でした。相当鍛えられました。

自作のソフトウェアを活用した定量分析は、今でも私の資産運用の視点で非常に重要な割合を占めていますが、その時の経験が間違いなくその基礎となりました。

その後、事業会社を経て、金融業界へ転身。ゴールドマン・サックス証券やシティバンク証券といったセルサイドで、デリバティブ営業やトレーディング、商品企画に従事しました。

ただ、金融といえばアメリカです。30歳までにはアメリカで働きたいと思っており、29歳の時にそのチャンスがありました。2008年のリーマンショック直前のタイミングです。

国連の姉妹機関で世界銀行という国際機関があるのですが、そのグループ機関で発展途上国の民間セクターへの投融資を担当している国際金融公社(International Finance Corporation)の本部、ワシントンDCの財務部で働く機会を得ました。

この国際金融機関の出資者は各国の政府です。そこでは色々なことに取り組みました。

クオンツアナリストとして金融工学を活用した定量分析を中心に、ストラクチャリングやデリバティブのトレーディングを行いました。

国連パスポート片手に世界中を飛び回り、上級財務担当官として発展途上国の金融市場の育成に直接的に貢献できたと自負しています。

 

9年強、国際機関に在職したのですが、その間の2012年にIE Business Schoolを卒業し、MBA(Honorable Mention)を取得。ビジネス系大学院や大学で優秀な成績を修めた者のみが入会を許される団体ベータ・ガンマ・シグマ(ΒΓΣ)にも所属しています。

2017年に帰国。ピムコジャパンやヘッジファンドで金融のプロである機関投資家の方々に対して営業をさせて頂きました。

金融のプロの方々の悩みをお伺いしながら、一緒に色々と勉強させて頂きました。

その後、2020年10月からペレグリン・ウェルス・サービシズでIFAとして活動しております。

このため、セルサイドの証券会社とバイサイドの資産運用会社の両方を経験している定量分析に強いIFAになります。

金融は非常に奥深く、興味が尽きません。熱心に勉強を重ねています。

米国証券アナリスト(CFA)、ファイナンシャル・リスク・マネージャー(FRM)、日本証券アナリスト協会認定アナリストでもあります。

 


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

自己資金の運用なども行ってきたのですが、それなりにしっかりとしたパフォーマンスで、金融機関で働く友人からも投資についてご相談を受けることが多々ありました。

一方で、日本の親しい高齢者の方々が、証券会社の営業員から言われるがまま投資したことで、残念なパフォーマンスになっている話などをしばしば耳にしていました。

自分なら金融理論に基づいて、皆様のご投資のお役に立てるのではないかと思いました。

投資は未来を予測し、価値判断をすることですので、当然のことながら、不確実性は付きまといます。

ですから、確率でのアプローチになるのではないかと考えています。

そして、私であれば数字をもとに投資家の方々の投資判断の支援ができるはずだと思うようになりました。

金融業界では、「リテール」「ホールセール」という言葉が使われます。リテールが個人投資家で、ホールセールが機関投資家です。

私は、リテールの皆様の投資判断の高度化に貢献したいと思い、IFAになりました。

「難しいことをなるべく優しく」がモットーです。

 


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

大手証券会社で資産運用をされている個人投資家の方々も多いと思います。

大手証券会社では全国津々浦々、支店を構え、営業員がお客様の投資判断を支援しています。

投資家の皆様は直接営業員にフィーを払われることはないですが、売買手数料や販売手数料などで間接的に証券営業の担当者にお金を払っています。

 

IFAのビジネスモデルは、証券営業ととてもよく似ています。

投資顧問業者や投資助言業者は除き、私たちIFAはお客様より直接お金を頂戴しません。

一方で大きく違うところがあります。ノルマの存在と転勤の有無です。

大手証券会社の営業職では、毎月ノルマが課されて、特定のファンドや銘柄の販売目標を設定することが多くあります。

一方で、お客様の状況は千差万別です。ノルマに追い回されながら、本当にお客様の運用を考えられるか、というインセンティブの問題があります。

また、証券営業職は、一部のプライベートバンカーを除き、転勤を伴うことも多く、同じお客様と中長期的な関係を築きにくくなっています。

IFAではノルマは基本的に存在しません。

会社の一方的な都合ではなく、お客様のリスク許容度を把握し、お客様にあったポートフォリオの構築・モニタリングが可能な仕組みになっています。テーラーメイドのサービスに、より徹することができると考えています。

また、投資家の観点では、証券営業の素敵な担当者に出会えても2-3年すると転勤し、担当者が変わってしまい、個人投資家の皆様が新担当者を選べないことが多いです。

ですが、IFAではそれぞれの担当者のキャリアや得意分野に基づいて、中長期的にご支援が可能です。

気に入ったIFAをずっと使っていただけます。お気に入りのIFAを是非見つけていただければと思います。

個人投資家の皆様にとって、気に入ったIFAによるテーラーメイドのサービスを通じて、長いお付き合いを可能とするのがIFA制度だと考えています。

 


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

お客様に今後の経済見通しや、今後魅力的だと思われるセクターやファンドについてご紹介をさせて頂いた際に、このIFAに任せてみようと思っていただけた瞬間です。

その根幹にあるのが、ヘッジファンドで機関投資家営業のマネージング・ディレクターの職を辞める際に、著名な機関投資家の方から頂いたお言葉です。

「君みたいに投資に熱意をもって、一生懸命勉強している営業はあまりいないからね。もし機関投資家営業(注:プロの投資家向けの営業)に戻ってくるなら、是非またお話をしましょう。」というお言葉は今でも私の原動力です。

 

IFAとしての特徴・相談内容

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

マーケットにお金を投じる際に、「投機」と「投資」という2つの種類がありますが、違いは、価格のブレ(ノイズ)の予測か、事業の成長性や本質的価値の予測かの違いかと思います。

マーケットでの価格は概してジグザグと動くのですが、このジグザグにお金を投じるのが投機で、IFAにご相談されても多くを得ることが少ないかと思います。

一方で事業の成長性や企業の本質的価値に投資することを基本としたポートフォリオ構築にご関心がある方々は、IFAにご相談されると皆様にとって、とても良い相談相手となれる可能性があると考えます。

 

その際、ご自身の運用しようと思っている資金がどの程度リスクをとれるのか、構築するポートフォリオはそのリスク量と整合的かご自身でしっかり確認されることをお勧めします。

非常に難しいことをお伝えしているかとお思いかもしれませんが、この難しい部分はIFAが一緒にチェックさせていただき、投資家の皆様に丁寧にご説明します。

ご投資の原資は皆様の大事なお金です。投資家の皆様にとって重要なことは、納得感だと考えています。

 


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

他のIFAとの違いですが、3つあります。

私は①数字の虫で、②投資関連経験が長く、③CFA(注:米国証券アナリスト)です。

そして、他のIFAの方々に負けない投資への熱い情熱を持っています。

私はデータを見るとぞくぞくする数字の虫なのですが、それに加えて、クオンツアナリスト(定量分析)やデータサイエンティストとしての深い実務経験もあります。

 

トレーディングやストラクチャリングを含め、投資関連経験はこれまでに16年を超えています。データサイエンティストとして、人工知能の活用や価格予測モデルの構築なども行ってきました。

また、私は米国証券アナリストかつ日本証券アナリスト協会認定アナリストです。

特に、米国証券アナリスト資格保有者は、機関投資家で働かれている方を含めても、日本では約1,300人しかいません。

数字の虫 × 豊富な投資関連経験 × 米国証券アナリスト × 投資への情熱を併せ持つIFAは非常に少ないと思います。

私は、得意の数字で道を照らし、投資をお客様に分かりやすくお伝えし、お客様とともに二人三脚でご投資をしっかりとご支援したいと考えています。

投資のソムリエとして皆様の投資資金の性格に合ったファンドを厳選し、組み合わせ、ポートフォリオを構築、組み換えに専念するスタイルで、私のこれまでの投資経歴16年の知見を反映させています。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

運用というとどうしてもリターンの目線が気になるところですが、あまり下手な運用をしないという前提を置くと、リスクとリターンは表裏一体となります。

しっかりとしたリターンを狙っていくとなると、ある程度のリスクを許容しなくてはいけません。

ここでポイントになるものの例として、投資家の方の年齢とその資金使途が挙げられます。

一般に投資家の年齢が若いと、多少の投資の失敗は長い時間の中で取り戻せるため、株式をはじめとする価格変動の大きい資産へより多く投資することができます。

一方で、投資家が年齢を重ねるにつれ、リスク許容度が低下しますので、徐々に株式などを減らしていくことになります。

また、その資金の使途が生活費であれば、リスクはほとんどとれません。一方で、その資金が余裕資金であれば、比較的大きなリスクをとることができます。

時を経る中で、その資金に求められる性格を適宜分析し、必要に応じて投資家の皆様のリスク許容度を見直し、マクロ経済の環境や市場環境の変化に応じて、ポートフォリオを適宜組み替えていくことが必要になります。

ライフプランニングではリスク量をコントロールしながら、少しでも長い長期投資が重要な要素の一つだと考えています。

 


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

投資は未来を予測することで、大変難しいです。そして、市場は非常に効率的です。

当然のことながら、そのような金融市場で、片手間で確りと運用していくには時間が足りません。

したがって、専門職の関与が必要だと思います。

中長期的な資産運用をご検討されるのにあたり、是非、信頼できるIFAを見つけて頂ければと思います。

運用のプロであるIFA(アドバイスは無料)と一緒に、二人三脚で適切なポートフォリオを構築し、PDCAつまりPlan-Do-Check-Actionの管理サイクルをグルグル回し続けることこそ、理想的な投資プロセスだと思います。

IFAの方々は得意分野が異なります。

ぜひ投資家の皆様にピッタリのIFAが見つかることをお祈りしております。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社)

川上 泰弘
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社

2001年京都大学理学部卒業、2012年 IE Business School卒業 (MBA、Honorable Mention)。ベータ・ガンマ・シグマ(ΒΓΣ)に所属。

世界銀行グループの国際金融公社(International Finance Corporation, IFC)のワシントンDC本部にて上級財務担当官として勤務したほか、アルジェブリス・インベストメンツ、ピムコジャパン、シティバンク証券、ゴールドマン・サックス証券などで勤務してしてきました。米国証券アナリストとして、これまでの経験と知見を活かし、個人投資家の皆様の資産運用をお手伝いさせていただいています。また、資産運用セミナーや子供向け投資勉強会といった企画を通して日本の金融知識と意識の向上にも貢献したいと思っています。

 


 

【プロの本音:金融編Vol.17】ライフプランを作るのに年齢的に早い・遅いはない

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

北 辰一郎さんがIFAになったきっかけ・想い

— 本日はよろしくお願いします。まずは北さんの自己紹介をお願いします。

 

シグマ株式会社の北 辰一郎です。

新卒で大和証券へ入社し、約10年間リテール営業を経験しました。

大学在学中にFP(ファイナンシャルプランナー)の上位資格であるCFPを取得し、ダイナミックな証券市場を経験したいとの想いで証券会社へ入社しました。

転勤の無い職種でお客様の側に立ったアドバイスができる仕事をしたいとの想いからシグマ株式会社へ入社しました。

 


— IFAになったきっかけを教えてください。

 

証券会社に勤めていた時から、営業目標を優先せざるを得ないこともありました。

数年毎に起こる株式市場の下落もあり、お客様に寄り添ってリレーションシップを長期にわたり築ける仕事を希望するようになりました。

その中で信頼できるIFAの方と出会いがあり、会社が主催するセミナーに参加して会社の方向性や考え方に共感でき、IFAになろうと決心して、シグマ株式会社に入社致しました。

 


— IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

売らなければならない商品がないため、お客様本位の仕事をすることができます。

転勤がないため、お子様・お孫様等の次の世代の方ともお付き合いができ、長期に渡ってお付き合いができます。

 


— IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

複数の金融機関でお付き合いのあるお客様より、「北さんが一番親切です」とおっしゃって頂いたことです。

商品ありきで提案するのではなく、お客様が他社の金融機関でお持ちの証券について、商品性やリスクについてよく調べた上で丁寧な説明を行いました。

もちろん、その商品のメリットだけでなく、デメリットやリスクもしっかりと理解していただくことが重要だと考えています。

他社で保有されている証券のフォローを重視した結果、数か月経ったタイミングで「いつもありがとう」などの感謝の言葉をいただくことができ、すごく嬉しかったことです。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:シグマの北辰一郎

— IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

ご自身で資産運用に関する知識・経験が豊富であり、アドバイスの必要性を感じない方はIFA相談に向かないと思います。

ご相談が多いのは、安定的な運用をご希望される方が多いです。

また、金融機関での取引経験あり、不信感や悩みをお持ちの方から相談されることが多いです。

 


— 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

お客様の現状・想いを伺った上でライフプランシュミレーションを作成したり、信頼できる弁護士・税理士・司法書士との連携をしながら、総合的なアドバイスができることです。

運用をご提案する際は資産をおだやかに増やせるように、安定的な運用をすることに重きを置いています

理由としては本来取るべき以上に大きなリスクを取って資産を大きく減らしてしまった場合、リカバリーが難しくなることを前職の証券会社勤務の時に経験したからです。

リスクが高いと思われる商品を案内する場合は、時期を分散することを心がけています。

また、リスクを数字で具体化して説明できるよう事前準備を心がけています。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

— 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

ライフプランは人生の道しるべであり、人生設計の一部です。

5年ごと、10年ごとの目標を立ててライフプラン・シュミレーションを作り、修正をかけていくべきかと思います。

人生は必ずしも計画通りに進まないので、定期的に見直しをしながら進めていくとよいと思います。

ライフプランに作るのに年齢的に早い・遅いはないと思います。

人生100年時代に向けて、シュミレーションを作りながら家族内で話し合いをするのもよいかと思います。

 


— 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

資産運用は商品ありきではなく、お客様の運用の考え方、ライフプランが重要だと考えております。

現在お困りのことやお考えを率直にお聞かせいただければと思います。

その上で少しでもお役に立てれば幸いです。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(シグマ株式会社)

北 辰一郎
シグマ株式会社

大学卒業後、大和証券に入社。 個人富裕層、法人顧客への資産運用設計コンサルタントに従事。営業表彰などを受賞。より地域に根差し、顧客本位な仕事をしたいと感じシグマ株式会社に入社。

ファイナンシャルプランナーの上級資格である(CFP)を保有し、ライフプランに基づいた資産形成や資産運用のアドバイスはもちろんのこと相続や不動産など資産全般の相談に強みとしています。

 


 

【前編】厚切りジェイソンの人生100年時代!自由に生きるための資産運用と働き方

私たちが生きる「人生100年時代」

日本では人生100年時代構想会議が発足され、政策に織り込まれるほど現実のことになっています。

そして、人生100年時代を自分らしく生きるためには、資産運用・働き方・健康の3つがとても大切です。

資産運用:理想のライフスタイルを実現するための資産
働き方:自分の夢・目標に向かって、やりたいことを実行する働き方
健康:活力を維持するための健康な身体と人間関係

まさに人生100年時代の生き方を体現している厚切りジェイソンさんに、自分らしい100年人生を歩むためのヒントを聞く。まずは、ジェイソンさんがとても大切にしている資産運用の話です。

前編:お金編  〜投資・資産運用のヒント

 ▼

中編:キャリア編 〜働き方のヒント

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後編:健康編 〜心身を健康に保つヒント


資産運用の方針は「長期・分散・積立」

ー 人生100年時代は、2017年に出版された「LIFESHIFT」で提唱された考えです。

 

話題になりましたね。

ただ、僕は自分が大丈夫だろうと思ったことに、あえて新しく知識を増やそうと思わない。新しいものをやるなら自分がまだできてないことに力を入れた方がいいと思っている。なので、この本自体は読んでいません。

それに、僕は激しく生きているから100歳は行かないと思うよ、ぶっちゃけ。90歳もないと思う。

たぶん60歳くらいで死ぬから、僕の場合はRoute60だね!!

 

ー 早すぎませんか 笑。そして、私たちのサービスRoute100に絡めた回答ありがとうございます!その一方で、ジェイソンさんはお金の備え・資産運用にしっかり取り組んでいる。それはなぜですか?

 

お金を増やすためだよ!!簡単だよ!お金増やしたいじゃん、みんな!

十分あるんじゃないの?って言われることがあるけど、そんなことはない。
現金だけにしたら、すぐになくなる。

資産運用をしていたら増えるからやっているだけの話。

 

ー 実際に、ジェイソンさんは若い頃から投資を始めていますね。資産運用の方針を聞かせてください。

 

資産運用の方針は「長期・分散・積立」。

以前は、S&Pに連動したアメリカ株のETFでほとんどの資産を持っていた。

それは持ち続けているけど、今新しく購入しているのはS&Pより広くアメリカ株式市場を網羅しているETFなので、もっと投資方針に合っている。

ただ、どちらも似ている。実際に投資信託の中に入っている銘柄はほとんど変わらないし、パフォーマンスも似ています。

 

ー 過去の記事で不動産投資もやっていると見ましたが。

 

それは、誰かが勝手に言っただけでやっていない。

やらない理由は、個人で不動産を買って貸し出すと、マネージメントが大変で空き家だと損失が出るし、部分的に崩せないから。全部売るか、売らないかしかない。

僕が投資している投資信託だと、配当金と売却益のバランスが良くて、お金が必要になったら必要な分だけ売却することができます。

そして、戦略として簡単だから何も考えずにできるので、時間とエネルギーを費やす必要もない

REITという不動産投資信託もやっていないのですが、その理由は配当金は高いけど、基準価額が上がりにくいので売却益が安い、もしくはマイナスになるから。

配当金と売却益のトータルで考えると、株式市場には勝てないと判断した。

と言いつつも、自宅を買っているので、ある意味不動産投資もポートフォリオには入っています。なので、それ以上はやる必要もないと判断した。

 

ー つまり、アメリカ株のETFが中心ということですね。資産運用の方針はずっと変わっていませんか?

 

そうですね。ウォーレン・バフェットが株主に対する手紙を毎年書いていますが、それを僕なりに分析すると言っている通りだと思います。

彼は、10年間でプロフェッショナルが銘柄を選ぶのと、S&P500でどっちが伸びるか勝負しましょうという検証をしていて、結果S&P500が勝ったと言っています。

そのためチェックはしているが、運用の見直しはそれほどしていない。いろいろ調べて比較した結果、あぁこの方が良かった、と思って結局何もしていない。

 

ー 資産運用はとても大切ですが、日本人で投資をしている人は大体15%だと言われています。(注:日本証券業協会「証券投資に関する全国調査・2018年」)

 

アメリカと違うのはなぜだか分かりますか?

Why!?年金だよ!!

 

アメリカは公的年金制度が崩壊しているから、自分でやるしかない。

一方で、日本は公的年金があるからそれで十分だと思っている人が多い。だから、投資をやっている人が少ない。

日本は2000万円問題とか言われているけど、アメリカでは1億円問題とされている。1億円貯まるまではリタイアできないと考えられている。だから投資をする人が多い。

日本も2000万円で十分なのかは疑問ですね。

 

投資・資産運用をやらないのは損

ー 投資・資産運用をやらない理由に、「知識がない」「まとまった資金がない」という声が多くあります。

 

僕も知識ないですよ、意外と。

何にも分からない。だから、何も分かんなくていい投資信託の商品を、簡単なやり方でやっている。

それに投資信託なら小さく始めることができる。僕の場合は、定期的に買うことでアメリカ全体を網羅しているから、業界リスクや銘柄リスクも分散されて、大きなリスクがなくなっている。

投資をしなくてもいいですけど、やらない人は損をしているだけ。やっている人が有利なので、他の人がやっていなくても構わない。僕はやります。

 

ー ジェイソンさん自身は、どうやって知識を身につけましたか?

 

色々調べた結果、ウォーレン・バフェットの書いている内容を参考にしています。

最近だと、もう少し銘柄選んだらもっと儲かっていたんじゃないかと思って、銘柄を選んで実際には買わないんですけど、1年後に持っていたらどうなっていたのかを確認している

基本は超えられないんです。それを数回やってもう諦めた。このままでいいやと。

 

ー とても面白い検証ですし、凄く慎重ですね。

 

でも、数回やってて基本は超えられていないということは、やっぱりいじらない方がいいという確信に繋がりますよね。

リーマンショックの時に、僕のお父さんが株を結構売ってだいぶ損をしていた。

そのあと現金のまま持っていたけど、市場は元に戻り、売らなきゃよかったと後悔した話も聞いていた。

なので、今回のコロナでもとんでもなく下がったけど、それでも売らなかった。そうしたら、今は思った以上に戻ってきた。

でも凄かった、一時期の下がった額。笑

 

ー 見るのがイヤになりそうですが、それでもちゃんと見るんですね。

 

うん。びっくりした。毎朝見てて、あぁ~・・・って。あまり健康的ではないかもしれない。

1日で1割全財産が下がったんですよ。それが1週間続くとあぁ、あぁ、って。

と同時にタレントの仕事も全部飛んでたんですよ。

だから収入がない、投資がゼロ、あぁ~~って、世界が終わるんじゃないかと。怖かった。。

でも、それでも売らなかった。そしたら、戻ってきた。

一番下がっている時にナスダックのQQQとかに全てを切り替えてたら、5倍くらい増えたのになぁとは思うけど、そういうことは僕の無難で保守的な運用では起こりえない。

結果的に、それで良かったと思っている。

 

投資の勉強をすべし!知識は力!力はお金!

ー ジェイソンさんは自分で勉強して考えて判断していますが、それがなかなかできない人もいます。そういった時に、アドバイザーに相談するのはどうでしょう?

 

学ばなくてもいいけどね。僕の運用の仕方なら。全部簡単で1つのやつを定期的に買えばいいだけなので。

でも、僕もファイナンシャルアドバイザーを雇っていたことがある。定期的に運用する習慣をつけるためにアドバイザーを雇ったんです。

そうやって実際に投資をやっていく中で、自分なりの運用方針ができてきたので、僕の場合は最終的に自分で運用するやり方に切り替えた。

何も分からない状態のときは、ファイナンシャルアドバイザーに任せたいと思うかもしれませんが、全部任せるのではなく、ノウハウを学んだり自分でも考えることが大事

 

ー アドバイザーから学ぶということですね。知識は付けたほうがいい?

 

勉強した方が儲かる!知識は力なり!!!力はお金なり!!!!!

 

格言っぽいでしょ。なんかありそうな言葉だから言ってみた。笑

ー 完全に誰かの言葉だと思いました 笑。少し金融教育の話に入りますが、金融庁が日米の金融リテラシーの違いをレポートしています。それによると、日本とアメリカには金融知識や備えに違いが見られます。この数字を見てどう思いますか?

 

保有資産の海外比較

アメリカは会社が投資を支援する制度があるので、その影響で投資の比率が大きいと思う。

アメリカは公的年金が期待できないので、多くの企業が社員が投資した金額に上乗せして資産運用をサポートする確定拠出型年金制度を導入している。実際、僕が投資を始めたのもそれが最初だった。

投資をしないと会社に上乗せしてもらえないので、やらないのは損だという考え。

もう1つは、アメリカはクレジットカードの制度が良くない。

日本とアメリカの金融リテラシー比較

アメリカはお金を使いすぎる消費社会になっていて、自分がお金を持っていないのにカードを使うことが社会問題になっている。日本がそうなっていないのは良いこと。

金融リテラシーでいうと、お金がなくて払えないのに、リボ払いなどでさらに2割近くの利子を払うような行動はリテラシーが低いと言える。

このデータとは違うけど、全体としては日本の方がリテラシーが高い人が多いと思う。

 

金融リテラシーを身につける!

ー ジェイソンさんが凄いなと思うのは、投資をしつつ無駄な消費をしない、アメリカと日本のイイトコドリができている点です。その金銭感覚はどのようにして身に付いたのでしょうか?

 

アメリカは格差問題が大きい。

金銭的余裕がない人はできていないが、余裕がある人はさらに余裕になっていくような状況になっている。

僕の場合は、たまたま恵まれた環境で生まれ育ったことが1番大きい。

自分の家族や先祖もみんなそうなので、ある程度豊かな環境の中にいる人はさらに豊かになっていく。これは格差社会の一因だと思う。

 

ー 金融リテラシーの高い人たちはお金を使いすぎるようなことがない?

 

自分が払えないくらい使う人は少ないと思う。

一方で、今月の食べ物をお金がないから、仕方なくクレカで払ってその分の利子を払わざるを得ない家庭もあると思う。

僕はそういう状況じゃなかったことが大きいと思う。だから、全員が選んで金融リテラシーが低いわけではないです。

いろいろと恵まれた環境のおかげで、金融リテラシーが高くいられたのはありがたいことで、それは全員ができないことも分かっている。

アメリカでこういう話をすると、お前に言われてもさと反感を買ったりするので難しい問題。

 

ー お子さんにも、その金銭感覚を身につけてもらいたいと。

 

そうですね。理解して欲しいですね。

子供たちも借金のない生活ができているのは、ある意味恵まれている環境でもある。

日常的にお金の話もするし、子供たちはお小遣い帳を付けている。利子の考えを身につけてもらうために、年末には残高に応じて利子を渡している。

その方が余裕のある生活ができる。ブランド品よりも残高だろうと。

 

ー お子さんに、自分の資産を受け継ぐ考えはありますか?

 

それは思っていない。お金をあげる考えはない。

自分が豊かになれるような考え方を伝えたい。何もしなくてもいい生活には、なって欲しくない。

子供には苦労をして欲しい。苦労のない人生は何の意味もない。なんでこうなったのかも分からずに、とりあえず何もしなくていい人生だと、立派な人になれない。

 

ー これから経験してもらいたい挑戦や苦労はありますか?

 

やりたいことを見つけて、それができる方法を自分で見つけて欲しいと思っている。

ただ、これをやりなさいとか、僕から無理にハードルを与えるつもりはない。

例えば、こういう美術館で働きたいからパパ美術館買って!と言われて、買ってあげるようなことは絶対にしない。どうやったら働けるか、自分でできる方法を見つけなさいというアプローチをしていくつもり。

「中編:キャリア 〜働き方のヒント」につづく)


厚切りジェイソンの人生100年時代!自由に生きるための資産運用と働き方

 

前編:資産運用  〜自由でいるための考え方

 ▼

中編:キャリア編 〜働き方のヒント

 ▼

後編:健康編 〜心身を健康に保つヒント


プロフィール/敬称略

厚切りジェイソン
(あつぎりじぇいそん)

1986年生まれ、アメリカ・ミシガン州出身。17歳の時に、飛び級でミシガン州立大学へ入学。その後、イリノイ大学アーバナ・シャンベーン校へ進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士過程修了。IT企業役員として働きながら、2014年10月お笑い芸人としてデビュー。芸歴5カ月で『R-1 ぐらんぷり2015』決勝進出。現在は、テレビ、ラジオ、CM、舞台などで活躍中。


ライフプランとは?人生設計であなたらしい人生100年時代を!

あなたは「ライフプラン」という言葉にどのようなイメージを持っていますか?

これからくる「人生100年時代」で、お金の面での心配がないようにしっかりと資産を作っていくためには、そもそも、あなたがどんな人生を送りたいかという「人生設計(ライフプラン)」を想定しておくことが大切になります。

中には、住宅ローンを借りるときや、生命保険に入るときに、FPさんに作成してもらう「将来の収支表」というイメージを持っている方もいるかもしれません。

そういった大きなライフイベントのタイミングで、将来のプランを作成してみることはもちろん大事です。でも、人生は想定通りにはいきませんよね。

そのため、一度作ったライフプランは定期的に見直すことが必要です。

あなたや、あなたの家族のために、一緒にしっかりと考えてみましょう。

1. なぜライフプランが必要か?

ライフプランとは、あなたがどんな人生を送りたいかという「人生の設計図」です。

偶然性や、ある種の「行き当たりばったり」も、人生における素敵なスパイスです。

でも、将来困った状況に陥らないためにも、少なくともお金の面については、余裕のある「人生の設計図」をしっかりと作っておくことをオススメします。

ライフプランは、「就職」「結婚」「マイホームの購入」「出産」「子どもの就学・卒業」「仕事の退職」などの「ライフイベント」からイメージを膨らませて考えていくことが一般的です。

多様な生き方が存在するようになった現代、これらのライフイベントは人によって多種多様となります。

まずは、自分のライフプランを作成してみましょう。

また、人生設計と資産形成の考え方については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事もご参考になさってください。

「人生100年時代」に本気で向き合う!人生設計と資産形成

2. ライフプランニングの方法

それでは、早速あなたのライフプランをお金の面に落とし込んで考えてみましょう。

それぞれの段階でどのような収入と支出があるのか、その差額として貯蓄ができるのか。

資金が不足してしまいそうな時期があるのであれば、収入を増やすのか、支出を減らすのか、はたまた、貯蓄を切り崩していくのか、といったことを検討していきます。

収入には、働くことによって得られる労働所得に加え、投資などによって得られる不労所得があります。

働き方改革で副業も進んでいるように、収入元が複数あることは安定に繋がります。不労所得も計画に織り込んで、安定したライフプランにしていきましょう。

ライフプランを考えるときには、まず「現時点」でのあなたの年間の収入・支出、それらの差額として貯蓄できる金額を確認します。

そして、現時点での収入と支出を確認できたら、「将来」のことを考えてみましょう。

自分の「人生設計(ライフプラン)」に応じて、収入・支出の金額も変化していきます。

ここでは、収入面と支出面の主な要素を取り上げてみますので、確認してみてください。

ライフプランの構成要素

まず、ライフプランは次の要素で構成されます。

ライフプランの収支表

日本FP協会「便利ツールで家計をチェック」を元に筆者作成

それぞれ、解説していきます。

(1)収入

会社員の場合は給与や賞与、自営業の場合には事業収入、年金生活者であれば年金が収入となります。

かつては、会社員であれば、給与は年功序列制により、年々増加する前提でライフプランニングをしていましたが、近年は必ずしもそうではありません。

労働収入が少ない場合には、転職・副業により労働収入を増やすこと、投資(株式や不動産投資)による不労収入を得ることを検討することも必要です。

また、副業・投資による収入の獲得は、収入減を分散することにもつながるため、勤務先の倒産やリストラなどの不測の事態にも備えることができます。

可処分所得の考え方

収入のすべてを自由に使えるわけではありません。

ここで重要なのが、収入のうち実際に自由に使える金額である「可処分所得」の考え方です。

ライフプランの収入

会社に勤めており、給与を一ヶ所から受けているだけであれば、基本的には会社が所得税・住民税・社会保険料を給与から天引き(源泉徴収)をしてくれます。

これらの強制的に支払われる支出を「非消費支出」と呼び、天引き後の実際に振り込まれる手取り金額が「可処分所得」となります。

ふるさと納税や生命保険料控除などを活用することにより、所得税・住民税の節税をすることはできますが、ライフプランニング上では、計算が煩雑になりすぎてしまうことから、これらを差し引いた後の可処分所得を用いてシミュレーションを行います。

会社員・年金生活者の可処分所得

会社員と年金生活者の場合は、収入金額から、所得税・住民税などの直接税と、厚生年金保険料・健康保険料などの社会保険料を差し引いた残りの金額が可処分所得となります。

収入金額、所得税、社会保険料は「源泉徴収票」から、住民税は毎月の「給与明細」や「納税通知書」から確認することができます。

給与所得の源泉徴収票
自営業者の可処分所得

自営業の場合は、収入金額から事業に必要となる経費、所得税・住民税などの直接税、厚生年金保険料・健康保険料などの社会保険料を差し引いた残りの金額が可処分所得となります。

収入金額、経費、所得税、社会保険料は「確定申告書」から、住民税は「納税通知書」から確認することができます。

確定申告書

※経費の補足
確定申告書上の「所得税-経費」の数式における「経費」には、資金の支払いを伴わない性質である減価償却費や青色申告特別控除額などが含まれてしまうため、厳密にはこれらを足し戻す必要がありますが、ここでは割愛いたします。

 

(2)支出

支出は、日常的に必要な費用と、ライフイベントごとに必要な費用があります。

日常的に必要な費用

日常的に必要な費用

① 基本生活費

基本生活費には、食費、水道光熱費、通信費、日用雑貨費、教養娯楽費などが挙げられます。

水道光熱費や通信費などは、一度加入すると長期間そのままになってしまうことが多いですが、定期的に契約の見直しを行うことで、大きな金額を節約することができる可能性があります。

② 住居関連費

住居に関連する費用は、持ち家と賃貸の場合で大きく異なってきます。

持ち家の場合は住宅ローンの返済額・固定資産税、賃貸の場合は家賃・共益費などが該当します。

持ち家と賃貸のどちらが良いのかは、よく議論の対象となりますが、どちらが良いかはその人のライフスタイルによって異なります。

持ち家と賃貸のそれぞれにメリットとデメリットがありますので、下記の表を参考にあなたのライフスタイルではどうか、確認してみてください。

 

主なメリット

主なデメリット

持ち家

・新築住宅や築浅の中古住宅の場合、耐震性や省エネ性が高いため、老後まで住める
・自分の所有物であるため、自由にリフォームなどができる
・ローンの返済が済めば、支払がなく住み続けることができる
・土地と建物が資産になるため、貸し出して賃貸収入を得ることや売却することができる
・団体信用生命保険に加入している場合、債務者が亡くなったときにローンをすべて返済することができる

・家族構成や勤務場所などの状況が変わった場合にも、気軽に引っ越すことができない
・建物、設備等を自分が所有しているため、不具合が発生した場合、自分で修理しなければならない。それに備える火災保険料、地震保険料等の費用負担が発生する
・相場が値下がりしてしまった場合は、売却してもローンが残ってしまう
・ローンを組む場合でも、頭金などで初期費用の負担が大きい

賃貸

・家族構成や勤務場所などの状況が変わった場合に気軽に引っ越すことができる
・建物、設備等は大家が所有しているため、突発的な費用負担が発生しない。(設備が経年劣化等で故障した場合や、天災などで建物が壊れた場合など)
・住宅ローンを払わなくてよい
・固定資産税やマンションの管理費を払わなくてよい

・同じ広さ、同じ築年数の部屋の場合、一般的に住宅ローンに比べて賃貸の月額家賃負担の方が高い
・大家の所有物であるため、リフォームに制限がある(原状回復義務があるため、元に戻す必要が発生する。また、現状回復できないリフォームはできない。)
・家賃は、住み続ける限りずっと払い続ける必要がある

持ち家を購入した場合、長期間にわたるローンの支払いをしなければなりませんが、ローンを払い終えれば、毎月の住居関連費の支払いは大きく減少します。

また、資産として不動産を手にすることができます。

賃貸住まいを選択した場合は、引っ越しを気軽にすることができるというメリットがありますが、老後にも家賃負担が残るため、持ち家の場合より多めに老後資金を準備しておく必要があります。

③ 車両費

車両費には、駐車場代、ガソリン代、自動車税などがあります。

マイカーの購入方法には、現金購入とマイカーローンでの購入があります。

マイカーローンは一般的に金利が高い傾向にある(銀行系ローンで1%~4%、ディーラー系ローンで3%~6%)ため、資金に余裕がある場合には、現金での購入をおすすめします。

仮に250万円のローンを、返済期間5年・金利5%の条件で借入した場合、毎月の返済額は約47,100円、支払総額は約283万円、利息の合計額は約33万円となります。

借入金額

2,500,000円

返済期間

5年(60ヶ月)

借入金利

5%

毎月の返済額

47,178円

返済金額合計

2,830,680円

内 元金

2,500,000円

内 利息

330,638円

最近では、カーシェアリングの選択肢も一般的になってきました。

「車に自分の物を置いておけない」「ペットの同乗は禁止であることが多い」「使いたいときに、使えない場合がある」といった点には注意が必要ですが、利用頻度が低い場合には費用的に有利になる可能性が高いため、本当に購入が必要かを改めて考えてみましょう。

④ 保険料

保険料には、家族全員に対する保険料を含みます。

保険についても、本当に必要な保険かどうかライフプランに応じて見直しを行う必要があります。

生命保険については、こちらの記事で説明していますので、ご参考になさってください。

生命保険とは?生命保険の種類と特徴・入らないリスクを解説!
⑤ その他の費用

その他の費用として主なものには、レジャー費、交際費、冠婚葬祭費が挙げられます。

レジャー費

観光・行楽に係る費用、スポーツなどの趣味や娯楽に関する費用

交際費

世帯外の人への接待用支出や職場、地域などにおける会費などの費用

冠婚葬祭費

世帯外の人の結婚式や葬儀に参加する際の費用


主なライフイベントと必要な費用

次に、主なライフイベントと、必要な費用を考えてみましょう。

ライフイベントの費用

① 就職活動費

就職活動費には、交通費、被服費、宿泊費、飲食費などが挙げられます。

就職活動費の全国平均は下記の金額となります。

就職活動費の総額(平均値)

128,890円

項目別

交通費

49,467円

被服費

36,869円

宿泊費

27,059円

飲食費

12,488円

書籍費

5,697円

公務員試験対策費

105,195円

スキルアップ費用

23,847円

就職みらい研究所「就職プロセス調査」を元に、筆者作成

② 結婚費用

結婚関連費用の総額は、下記の通り、平均400万円を超える大きな金額になります。

この金額を見て驚かれる方も多いかもしれません。

実際に負担することとなる自己負担額は、ここからご祝儀の金額を差し引いた金額で、平均額から計算すると約230万円になります。

ご祝儀の金額は平均230.7万円となっていますので、結婚関連費用の約半分はご祝儀でまかなうことができているようです。

結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用の総額(平均値)

約 463.3万円

項目別

結納式

約 18.3万円

両家顔合わせ

約 6.2万円

婚約指輪

約 35.4万円

結婚指輪

約 24.1万円

挙式、披露宴

約 354.8万円

新婚旅行

約 60.8万円

新婚旅行(土産)

約 10.9万円

ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査」を元に、筆者作成

③ 出産費用

出産費用には、入院料、分娩料、検査費用などがあります。

妊娠・出産は病気ではないので、基本的には健康保険の適用対象外となります。

そのため、下表の通り平均50万円の出産費用は自費での負担となります。

ですが、健康保険に加入している場合には出産育児一時金として一児につき42万円を受け取ることができるので、最終的に負担する金額は10万円未満の金額となる場合が多いようです。(受け取れる一時金の額は条件によって差があります)

なお、下表の金額は、正常分娩の場合の平均費用であり、帝王切開などの異常分娩になった場合には異なります。

正常分娩の場合の出産費用(平均値)

505,759円

項目別

入院料(平均入院日数)

112,726円(6日)

室料差額

16,580円

分娩料

254,180円

新生児管理保育料

50,621円

検査・薬剤料

13,124円

処置・手当量

14,563円

産科医療補償制度 掛金

15,881円

その他

28,085円

国民健康保険中央会「出産費用 平成28年度」を元に、筆者作成

④ 子供の教育費

教育費には、学校教育費、塾代、習い事の費用などが含まれます。

学校教育費は、私立と公立で大きく金額が異なります

幼稚園から大学まで、全て「国公立」だった場合、学校教育費は1,000万円が目安となります。

同じく、全て「私立」だった場合、学校教育費は2,000万円以上に上ります。

 

幼稚園

小学校

中学校

高校

大学

合計

国公立

約45万円

約193万円

約146万円

約137万円

約464万円

約985万円

私立

約95万円

約959万円

約422万円

約290万円

約634万円

約2,400万円

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」、日本学生支援機構「平成28年度学生生活調査結果」、文部科学省「平成22年度国立大学の授業料、入学料及び検定料の調査結果について」「平成30年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額の調査結果について」を元に筆者作成

⑤ マイホームの購入費用

マイホームの購入費用は、住宅の種類によっても異なります。

下の表は平均の購入価額ですが、当然購入するエリアによって大きく価格が異なるため、居住エリアやライフスタイルに合わせて考える必要があります。

住宅の種類

購入価額(平均値)

新築マンション

4,521万円

土地付注文住宅

4,257万円

建売住宅

3,494万円

注文住宅

3,454万円

中古マンション

3,110万円

中古戸建

2,574万円

住宅金融支援機構「2019年度フラット35利用者調査」を元に、筆者作成

住宅を購入する場合、多くの人は借り入れを行うことになると思いますが、無理のない借り入れをするためには「税込年収の2~3割以内の返済額とする」、「頭金として購入価額の2割程度を購入時にキャッシュで支払う」ことが望ましいとされています。

また、諸費用(登録免許税・司法書士報酬・火災保険料等)として、購入価額の1割弱が発生しますので、こちらも併せて現預金で準備しておくことが必要になります。

⑥ 介護費用

生命保険介護センターの調査によれば、高齢で要介護状態(寝たきりや認知症など)になった家族や親族の介護の経験を尋ねたところ、「過去3年間に家族や親族の介護経験あり」は17.3%となっており、高齢化の進展から今後も増加していくことが想定されます。

介護費用のうち、住宅改造や介護用ベッドの購入などの一時的にかかった費用の合計額は平均69万円、月々の費用は平均7.8万円/月となっています。

介護費用の内訳

金額

一時的な費用(住宅改造や介護用ベッドの購入など)

平均69万円

月々の費用

平均7.8万円/月

介護期間が長くなるほど負担も大きくなるため、本人の健康状態や近親者のサポートが可能かも考慮した上で、必要に応じて介護保険への加入なども考える必要があります。

まとめ

本稿では、「ライフプラン」のお金の面の考え方を、収入面・支出面(日常的に必要な費用、ライフイベントごとに必要となる費用)に分けて、確認してきました。

あなたらしい充実した人生を送るために、お金の面においても余裕をもった「ライフプラン」をしっかりと作っておくことをオススメします。

「自分のライフプランを作りたい・相談したい」「自分で計画するのは難しい」という方は、1度アドバイザーに相談してはいかがでしょうか。

相談料は無料、相談したからといって金融商品などを購入する必要はありません。まずは、気軽に相談してみましょう。


この記事の執筆者

大桑 克博
大桑中小企業診断士事務所

・経済産業省認定経営革新等支援機関
・中小企業診断士 
・経営管理修士(MBA)
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

銀行、コンサルティングファーム、税理士法人を経て現職。
企業の資金繰り支援(財務・補助金・融資コンサルティング)、事業承継・相続コンサルティング、創業支援を中心に活動。
人生において「お金」を理由として困難に直面する人や、チャレンジを諦めざるを得なくなってしまう人をゼロに。