【プロの本音:金融編Vol.11】これからの時代、資産運用は身近なものであり必要なもの

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

小沢雅人さんがIFAになったきっかけ・想い

-- 本日はよろしくお願いします。まずは小沢さんの自己紹介をお願いします。

 

おかねの相談室(嶋田商事株式会社)の小沢です。

前職は外資系金融機関で個人のコンサルティングを中心に活動していましたが、1社の金融商品だけでは本当の意味で中立的なアドバイスが出来ないという悩みを抱えているときに、独立系FP事務所おかねの相談室(嶋田商事株式会社)と出会い転職を決意。

現在は、IFAとして資産運用を中心にアドバイスをしながらファイナンシャルプランナーとしても保険、住宅ローン、相続等様々な個人のお金の問題の解決に努めています。


-- IFAになったきっかけを教えてください。

 

おかねの相談室に所属してから以前よりも中立的にアドバイスが出来るようになりましたが、投資信託の取り扱いは出来ない状況にあり具体的なアドバイスが出来ない状態が続いておりました。

詳しくは取り扱いの金融機関にという、何とも中途半端な回答も多くなっていました。

さらにNISAやiDeCoをはじめ資産運用の相談が増える中、具体的なアドバイスが出来ないことに日々、不甲斐なさを感じていましたが、ネット証券の会社との提携が出来ることとなり現在IFAとして具体的な投資のアドバイスが出来るようになりました。


-- IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

従来の証券会社のような営業方針であったりノルマや人気の商品などのアドバイスとは全くことなり、どこの金融機関に属していないため、どこかの運用会社や商品に偏ることなくクライアントのライフプランの実現に向けてリスク許容度であったり目標達成に必要なリターンから分散投資や積み立て運用のアドバイスが出来ることです。

運用はいい時も悪い時もありますが、継続することが一番大事です。

途中で投げ出すことなく最後まで寄り添い続ける存在であります。


-- IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

お客様に投資は怖いものだと思っていたけど、しっかりと仕組みを理解したら怖いものではなく、夢の実現には欠かせないものだと気付いてもらえたことでした。

その相談者の投資のイメージは、周りの人は損している、毎日気になって仕方ない、そんないい話はそうそう無い、などと言われネガティブなイメージでした。

そうした中で、株式や債券の仕組みから投資信託の仕組み、なぜ国はつみたてNISAやiDeCoを推奨するのかなどを説明することにより、少しずつ気持ちも前むきになり積み立て投信から始めることが出来ました。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:嶋田商事の小沢雅人

 

-- IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

ほとんどの人がIFAの相談に向いていると思いますが、あえてIFAに相談に向いていない人は、自分でライフプランを考えて投資の考えも独自に持っている方などIFAのサポートを必要としない人になります。

数少ないですがたまにいらっしゃいます。

そんな方でも、迷ったときは相談いただければと思います。

また、初心者セミナーなども開いていることから自分の相談者は、これから運用を始めたい、特にNISAやiDeCoに興味を持った方が多いです。


-- 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

独立系FP事務所として活動してますので保険、住宅ローン、相続関係なども具体的に相談できますので、運用に偏らずなんでも相談できます。

すべての基本はライフプランを通じてアドバイスをしていきますので、すべての方においてオーダーメイドのマネープランとなります。

そして、ライフプランも変化しますので併せて運用の見直しも行っていきます。

また、おかねの相談室には、他のIFAも数名在籍していますので何か自分にあった時も他のIFAが替わりにサポートできます。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

-- 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

人生100年時代に向けて最初から完璧なライフプランを作ることは困難です。

まずは、今考えられること、自分の将来への想いをライフプランという形にすることでどう行動すべきか?が見えてきます。

具体的には、身近な夢の旅行資金、住宅資金の準備であったり、教育資金の準備もしくは、遠い未来の老後資金準備や万が一不測の事態への備えなどです。

数字が分かれば行動するのみです。

あとは、少しずつ修正を加えていくこと、自分の立場や考えも変わるし世の中も、年金の減額や定年延長や働き方など変わっていくものです。

常にライフプランの実現に行動しつづけることで、人生100年時代、おかねの面での心配はなくせると思います。


-- 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

これから資産運用を始めようと考えている方へ

一昔前は働いて、必要なお金は貯めるものだ、資産運用なんて、お金持ちの行うものそう思って生きてきたそんな人が多いのでは?自分もそうでした。

これからの時代、資産運用は、身近なものであり必要なものです。

資産運用を行わないことの方がリスクになります。

リスクがあって怖いと感じる方もいらっしゃると思いますが、資産運用にもルールがあってそのことを学ぶことで安心して最初の1歩が踏み出せると思います。

自分だけで考えこまずに気軽に相談してください。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(嶋田商事株式会社)

小沢 雅人
嶋田商事株式会社

千葉県館山市出身。大手外食レストランにて新規出店に携わり人材育成を担当その後、店長として経営マネジメントを学ぶ。

外資系金融機関のスカウトを受け転職、個人のコンサルティングを中心に活動。
リーマンショックを経験し金融の知識の大切さを痛感、さらにクライアントの期待に応えるべくAFP資格を取得、総合的なコンサルティングを行いたいとの想いから現在は独立系FP事務所である嶋田商事株式会社(おかねの相談室)に所属。

セミナー講師の他、住宅資金相談、生命保険見直し相談、資産運用相談、相続相談、個人型確定拠出年金相談など幅広くクライアントの問題を解決すべく活動。

 


 

※本ページに記載されている内容は2021年1月28日時点のものです
※記載内容に誤りがある場合、ご意見がある方はこちらからお問い合わせください

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