「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。
具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。
矢野 亮介さんがIFAになったきっかけ・想い
-- 本日はよろしくお願いします。まずは矢野さんの自己紹介をお願いします。
オフィス115の矢野亮介です。
大学卒業後に野村證券株式会社に入社し、13年の勤務を経て、株式会社オフィス115を設立いたしました。
前職では、大阪、新潟、東京、福岡で、主に営業として活動しておりました。
現在、福岡の博多駅前で3名で活動中です。
-- 次に、IFAになったきっかけを教えてください。
あるお客様との出会いがきっかけです。
どうしてもお付き合いしたい、お役に立ちたいと思う上場企業オーナーの方から、「君のことは信頼しているが、いずれ転勤する。長い時間軸で付き合うことが出来ない人には本音を言わないようにしている。」と言われたことを今でも覚えています。
真の信頼関係を築くには、お客様と同じ時間を過ごす必要があります。
その時間軸はお客様基準であり、数年間で転勤していては関係構築は出来ないと感じていました。
仕事の「やり方」の前に、お客様から逃げないという「在り方」が大切だと思い、IFAとなる道を選びました。
そして、単に商品やサービスを案内するだけでなく、お客様の人生観や想いを知ったうえで長く寄り添い、心から信頼できる相談相手になることが一番重要、という思いから株式会社オフィス115を設立しました。
-- IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。
お客様に合わせたサービスを展開できる点ではないでしょうか。
IFAは、銀行、証券会社、保険会社をはじめとする特定の金融機関から独立した存在で、中立的な立場からお客様にアドバイスを行う資産管理の専門家です。
なので、特定の金融商品を販売する必要はありませんし、自社のビジネスとなる・ならないも正直関係ないです。
お客様が喜ぶか否か、そこに集中していける点が大きな価値だと思います。
また転勤がないことも特徴で、お客様に「実はね、、、」と言って頂けるような良き相談相手になれることを目指しております。
-- IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。
お客様の大切な人をご紹介頂くことは何より嬉しいですね。
30名の社員様にお集まり頂き、資産運用における制度説明、注意点などについて、具体的事例を用いてご説明しました。
質疑応答の時間では沢山の質問が寄せられ、お役に立てたのではないかと思っています。
また、我々の業務外のご相談を受けた時もとても喜びを感じます。
仕事としてだけではなく、我々がお役に立てている証ですので。
IFAとしての特徴・相談内容
-- IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。
向いている、向いていないはないと思います。
ただ、変化の多いまた変動する商材を扱っている以上、長い時間軸でお付き合いする仲間を持っていた方が良いと思います。
-- 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。
私たちのビジョンは、「お客様の悩み・不安を軽くし、夢・将来を豊かに~世代を超えて一生涯共に歩む、資産管理のパートナー~」です。
ビジョン実現に向けて、証券、保険、不動産をワンストップでコンサルティングできる点、証券については「売買手数料」モデルから「管理fee(資産残高連動)」モデルに転換している点は特徴の一つだと思います。
お客様と我々の利益相反を排除し、お客様と共に未来を築いていきます。
ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ
-- 人生100年時代に向けてのライフプランニングはどのように行えば良いのでしょうか。
パートナーやご家族とお話することだと思います。
何がしたいか、成し遂げたいことはあるか、夢は何か、そういった会話の中から、必要なことが見えてくるように思います。
-- 最後に、資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。
資産運用と聞くと「敷居が高い」、「難しい」などと取っつきにくい声が聞こえてきます。
お気軽にご相談下さい。
今回お話しを伺ったIFA(株式会社オフィス115)