【プロの本音:金融編Vol.22】IFAの役割はライザップのトレーナー

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

氏家 大輔さんがIFAになったきっかけ・想い

-- 本日はよろしくお願いします。まずは氏家さんの自己紹介をお願いします。

 

ブロードマインド株式会社の氏家大輔です。

2008年に入社した当初は、生命保険と損害保険の保険代理店でしたので、そこからキャリアをスタートしました。

丸8年くらいでおよそ1,300名くらいのお客様を担当し、2017年からIFA事業部へと異動となり、資産運用のご相談を専門的に担当するようになりました。

生命保険・損害保険はもとより、資産運用や住宅ローン、不動産、相続など多岐にわたるご相談を承っております。

 


-- IFAになったきっかけを教えてください。

 

現職につく前から証券外務員の資格は保有していましたが、証券会社への登録は行っていませんでした。

ひと昔前であれば、NISAやiDeCoといったキーワードも飛び交うこともなく、資産運用に対するご相談ニーズはそれほど多くなかったと思いますが、時代の流れとともに、資産運用の相談ニーズが増えてきたと肌で感じるようになりました。

そういった時代背景もあり、今よりももっとお客様への貢献を果たしていくためには、金融商品のサポートも避けては通れないと感じ、証券会社への登録を行い、IFAとして活動することにしました。

 


-- IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

やはり独立系のアドバイザーですから、トップダウンで何か特定の商品をノルマで販売させられるというようなことがないですし、無理な回転売買を促すといったようなこともないというのが大きな特徴だと思います。

そのため、お客様の属性などに応じて、その方にあったご提案ができます。

また、金融機関特有の定期的な転勤や担当者変更もありませんので、生涯のパートナーとしてお付き合いしていけるというのも大きな価値だと思います。

 


-- IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

相場が良い時に感謝されるのはよくある話ですが、やはり相場が大きく急変して下落してしまったときのお客様の反応が印象的です。

普段から相場が下落したときのことを想定してお話をしているということもあるのですが、誰一人文句をおっしゃる方はいらっしゃいませんし、むしろどっしり構えていて、逆に僕のことを励ましてくださる方がいらっしゃったときには驚きとともに、話がしっかりと浸透していたことが感じ取れて、非常に嬉しかったです。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:ブロードマインドの氏家大輔

-- IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

僕らはフィットネスのライザップの、トレーナーのような役割なんだと思います。

世の中には、ライザップにお金を払わなくても、自分一人で栄養やトレーニングの仕方を勉強したりして、鉄の意思で実際にトレーニングに励み、結果にコミットできるタイプの人もいると思います。

ただ、一方でそれが中々面倒でできなかったり、できたとしてもそれが継続できない方もいらしゃると思います。

資産運用もやみくもに流行りにのって、ただ単にやればいいというものでもなく、成功に近づきやすい方法や考え方があります

また、フィットネスと一緒で、何より継続することが重要だったりしますが、なかなか一人で我流だと難しいというデータもあるようです。

あまり時間をかけず、最短距離で成功に近づいていきたいという方には向いているのではないでしょうか。

ご相談内容は資産運用はもとより、保険などお金に関する相談全般的にご依頼をいただいています。

 


-- 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

やはりワンストップで金融商品、保険、住宅ローン、不動産など、多岐にわたる解決策を中立的にご提供できるところだと思います。

弊社は全員が正社員という雇用形態ですので、成果報酬目的の売り込みはありません。

また、誰もが聞いたことがあるような、大手有名企業や官公庁からの依頼も多数承っています。会社として一定の規模もあるため、信頼性はかなり高いと思います。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

-- 人生100年時代に向けてのライフプランニングはどのように行えば良いのでしょうか。

 

ライフプランに限った話ではありませんが、何事も計画が必要だと思います。

計画を立てることで準備もできますし、準備をしっかりすることができれば、漠然とした将来に対する不安も消えると思います。

老後2,000万円問題といったことも話題になりましたが、あくまでモデルケースでの話ですから、やはりお一人お一人が自分の場合はどうなのか?ということを検証してみる必要があります。

2,000万円もいらないのかもしれないし、2,000万円では全く足らないという方も結構多いと思います。

 


-- 最後に、これから資産形成を始めようと考えている方へメッセージをお願いします。

 

資産運用に興味があるけど「リスクが怖い」「なにから始めたらよいかわからない」という方は多いと思います。

結局のところ、習うより慣れるしかないですし、ときには痛い思いもしなくてはならないとは思いますが、なるべく大怪我を避けながら最短距離で成功へと近づけていきたいという方、ぜひ一緒にトライしていきませんか?

生涯のマネードクターとして全力でサポートさせていただきます。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ブロードマインド株式会社)

氏家 大輔
ブロードマインド株式会社

2008年よりブロードマインド株式会社。
IFA(証券外務員一種)のほか、CFP、1級FP技能士、相続診断士などの各種ライセンスあり。MDRTは入会歴は8回。

個人のクライアント(保険、金融商品)を約2,000名担当しております。年間500件ほどの個別相談を実施しており、セミナー講師としても100件超の実績があります。これまでの経験をいかしてお役に立てたらと思います。

 


 

※本ページに記載されている内容は2021年2月19日時点のものです
※記載内容に誤りがある場合、ご意見がある方はこちらからお問い合わせください

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