【プロの本音:金融編Vol.10】銀行1社・証券2社を経て、今IFAとして思うこと

「プロの本音:金融編」シリーズでは、IFA(独立系金融アドバイザー)のみなさんに、IFAになったきっかけや想いなどをお聞きしています。

具体的な相談事例や、ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージもいただいていますので、ぜひご自身の資産運用や、ご相談の参考にしてみてください。

近藤英梨子さんがIFAになったきっかけ・想い

-- 本日はよろしくお願いします。まずは近藤さんの自己紹介をお願いします。

 

ペレグリン・ウェルス・サービシズの近藤です。

銀行1社、証券2社を経てこの度IFAに転身致しました。

大手といわれる会社から少数精鋭の会社まで各々の企業文化に触れましたが、IFAこそ心底お客様の資産運用に実直に向き合える、理想的な金融のカタチだと感じております。

運用に困っているお客様にこそIFAを知っていただきたいと思うと共に、信頼を築き上げるために自身が重要な役割を担っているという使命感を持って励みます。


-- IFAになったきっかけを教えてください。

 

これまでの金融機関の勤務を通じて、仕事にしっかり取り組めば取り組むほどお客様にもっと寄り添った提案がしたいという想いが募っていました。

最近になって知ったIFAという業界をリサーチし、IFAと証券会社を見比べたとき、迷うことなくIFAへの転身を決めました。

中でも社長の顧客第一の考えが非常に強く、お客様と社員の双方を大事にしてくれる血の通った会社だと感じペレグリンに入社、「金融機関はサービス業であるべき」という理念に賛同し、これまでの証券営業から脱却し、新しい金融機関を作ることが私の使命だと思っています。


-- IFAでなければ提供できない価値・サービスとは何でしょうか。

 

従来の金融機関では会社の方針により定められた商品を一定量販売しないといけませんでした。

期限も決められているがゆえに拘束感も強く、相場環境を見据えての販売が困難でした。

IFAではこのような会社命令の販売必須商品がなく、販売実績を日単位で求められることもありません。

もちろん企業として最低限の収益は必要ですが、順当に商いをしていれば自ずと獲得できる程度です。

ですので、マーケットとお客様の運用に全力で臨むことができます。

この、当たり前のことが当たり前にできなかった環境から脱却して、今ようやく金融の道を選んでよかったと自分自身に言えるまでになりました。

「運用に困っているお客様は大勢いる」、この思いを筆頭に働き「近藤さんが担当で良かった、IFAを知ってよかった」と言っていただけるよう活動に尽力してまいります。


-- IFAとしてお客様と接する中で、嬉しかったことを教えてください。

 

私が買いを手控えて静観を推奨した時のことです、お客様の方から「本当に月内に買わなくて大丈夫なの?近藤さんの手数料も必要でしょう?」とおっしゃってくださったことがありました。

IFAとして手数料を重視するのではなく、お客様の資産形成を重視しているのだとお答えさせていただきましたが、担当営業マンの成績まで考えてくれるお客様の優しさに思わずほころんでしましました。

その親切さに応えるためにもIFAの文化を浸透させて、運用に従事していきたいと思います。

 

IFAとしての特徴・相談内容

IFA:ペレグリンの近藤英梨子

 

-- IFA相談に向いている人、向いていない人はいるでしょうか。また、どういった相談内容、どういう方々からのご相談が多いでしょうか。

 

どんなことでもご相談いただけたらと思います。

実際に、ご相談者様も投資経験が長い方から未経験の方まで様々ですし、ご相談内容も十人十色です。


-- 他のIFAとの違い、特徴、強みを教えてください。

 

自分の担当する全てのお客様の保有商品について日々欠かさずチェックし、動きや情報が出次第すぐにフォローアップさせていただきます。

担当者を務めるにあたりまして、お客様からお話しいただいた情報をしっかり把握しお客様個人個人に合った運用スタイル、サポートを行います。

お客様の希望を最大限叶えるために、相場と向き合うだけでなくお客様ご自身と向き合い、ご信頼のもと運用を図らせていただきます。

 

ライフプラン・資産運用にお悩みの方へのメッセージ

 

-- 人生100年時代に向けてのライフプランニングとはどのように行えば良いのでしょうか。

 

当時金融庁が発表した老後資金2000万円問題が話題になったように、皆様の長期的な資産形成への意識はより一層と高まってきているはないでしょうか。

加えて、GPIF(編集部注釈:年金の運用を行う、年金積立金管理運用独立行政法人のこと)が株式運用での年金積立をスタートさせるなど、投資運用はもはや資産形成において必要不可欠な存在になりつつあると感じます。

投資運用はどうしても目先の上昇・下落幅に注目してしまいがちですが、長期の運用を図る中で将来どのくらいの資産を形成したいのか、そのためにはいくらの投資額で年率何%の運用利回りを目標とするのか、目標を明確にしてそれに向けて現在の運用を考える、いわゆるゴールベースアプローチも押さえておきたいポイントです。

短期・中期・長期のそれぞれの角度から運用を図らせていただきます。


-- 資産運用の見直しを考えている方、資産運用で困っている方にメッセージをお願いします。

 

IFAは従来の証券会社、銀行とは大きく異なります。

お客様のご運用に誰よりも真剣に、身近に、責任をもって従事することをお約束します。

ご相談の結果お付き合いにいたらなくても構いません、少しでも気になっていただけたらぜひ気兼ねなくご連絡ください。

誠心誠意尽力させていただきます。

 


 

今回お話しを伺ったIFA(ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社)

近藤 英梨子
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社

2009年東海労働金庫(銀行業)に入社。その後2012年に証券に転身し、いちよし証券、極東証券を経て2020年ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社に入社。前職時代に通期個人表彰トップをはじめ社内表彰複数回受賞。

お客様に信頼していただき、資産運用を任命していただけるよう誠実と人情をモットーに努めさせていただきます。金融機関が細分化、商品の多様化が進む中、本当に信頼をして大切な資産を預けていただくためにきめ細やかなサービスと迅速な対応を行います。あなたの金融機関のパートナーとして全力でバックアップさせてください。

 


 

※本ページに記載されている内容は2021年1月27日時点のものです
※記載内容に誤りがある場合、ご意見がある方はこちらからお問い合わせください

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