投資信託の相談は誰にするべき?信頼できるアドバイザーの選び方

人生をHAPPYにプロデュース!あなただけのマネープランを届ける、ファイナンシャルアドバイザーの戸松です。

資産運用を考えるときには、はじめに誰が運用と管理をするのか選択してみることをお勧めします。

例えば、自分で運用して管理をしたいと考えているならば、株式やFX(外国為替証拠金取引)、債券、預貯金などが対象になってくるのではないでしょうか。

一方で、プロに任せてお金を殖やしたい場合に、投資信託は有効な金融商品の1つです。

まずは自分で運用するのか、プロに任せるのか、どちらにするのか選んでみてはいかがでしょうか。

その上で、プロに任せて、投資信託で運用をしたいという場合、投資信託のどの商品を選ぶのかということと合わせて、失敗しないためには、自分に合ったアドバイスをしてくれるアドバイザーを味方につけることがとても重要です。

自分に向けたアドバイスではなく、他の方にも言っているアドバイスだなと感じる内容だと信頼して相談できないですよね。

今日は、信頼できるアドバイザー(金融機関)の選び方を紹介します。

興味はあるけど、どの商品を選べばいいのかわからない・とりあえず預貯金、という未経験な方も、今後始める際の参考にしてみてください。

1. 投資信託の相談先とは?

皆さんは、投資信託をどこで相談されていますか。

ネットで調べて、自分でネット証券で購入という方もいると思います。

一般的に、投資の相談は、以下のいずれかに行かれいる方が多いのではないでしょうか。

【銀行】【郵便局】【証券会社】

そして、4つ目の窓口として私たちIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)からアドバイスをもらい投資信託を購入する方も増えています。

その理由の1つは、取り扱っている商品数が金融機関によって全く違うことがあげられます。

投資信託の商品数は、約6,000本あります。

沢山ある中から一番合うものを選べたら良いのですが、実は相談先の窓口によって違うからこそ、取り扱っている商品数が多い(≒選択肢の幅が広い)窓口を選ぶことが、自分に合った投資信託を選ぶためには重要です。

では、銀行と郵便局は、どれくらいの商品数を取り扱っていると思いますか?

意外と思われるかもしれませんが、数十本しか取り扱っていないところが多いのです。

そんなに少ないの!?と思われた方もいると思います。

投資信託は、約6,000本もあるにもかかわらず、数十本に選択肢が限られているということは、選択肢の幅が狭いため、自分に合った商品を選びづらいですよね。

証券会社も、実は会社によってかなり幅があります。

投資信託の数はネット証券の楽天証券・SBI証券は2,600本以上ありますが、大手証券会社である大和証券は538本、みずほ証券は114本と取り扱い件数に大きな開きがあります。(2020年10月20日時点)

ネット証券なら一番多くの中から自分に合ったものを選べそうですよね。

私は、「楽天証券のIFA」として投資信託のアドバイス・購入手続きのお手伝いをしているため、一番商品数の多いネット証券の商品の中から、お客様に合った投資信託のアドバイスができるのです。

IFA法人によって契約先の証券会社が違いますが、複数の証券会社と契約をしている場合、それらすべての商品からお客様に合った商品を提案できます。

IFAとは、証券会社に所属せず、中立的な立場でお金のアドバイス・資産運用をしてくれる内閣総理大臣の登録を受けた専門家です。

つまり、2つ目の理由としては、中立的な立場からお客様に合ったアドバイスができるため、4つ目の窓口として、IFAが注目され始めています。

たくさんの選択肢の中から中立的な立場で自分に合ったアドバイスを受けられる窓口、それがIFAになります。

 

2. 会社名ではなく、自分に合った担当アドバイザーを味方につけること

ファイナンシャルアドバイザーを持つ前章では、相談先の違いを主に商品数の違いで紹介しましたが、そうは言っても無数にある金融機関からどこを選ぶべきか、と迷った方もいると思います。

その際に、「大手金融機関=運用が上手い」という考えには、注意が必要です。

まず、相談先の金融機関の担当者が、皆さんのお金の運用者ではありません。

窓口の金融機関・担当者は、投資信託の販売会社・販売者であり、商品の提案をすることが業務で、お客様の投資したお金を運用しているのは運用会社です。

大手の金融機関ほど、組織であるからこそ会社の方針(≒目標)があり、お客様に合った商品ではなく、残念ながら販売会社に有利な商品を提案していることも見受けられます。

もちろん誠実で、運用目的や期間を踏まえた提案をしてくださる方もいると思います。

つまり、大手だから安心といった理由ではなく、自分と同じ立場で考えてアドバイスをしてくれるアドバイザーを見つけ、味方につけることが大切です。

それが結果大手金融機関であることもあると思いますが、見極めずに大手金融機関を選ぶのは注意しましょう。

 

3. 投資信託の危険なアドバイスとは?

では、どのようなアドバイスを受けるのが良いのでしょうか。

相談先の窓口でアドバイスを受けた方に聞くと、「人気な商品は●●です」「おすすめは●●です」「●●は、分配金がたくさん出ます」「今、●●が良いです」と言われたとよく聞きます。

ネットの記事などを見て自分で運用している方にも言えますが、これだけで決めるのは危険ですよね。

いくらのお金を、どのくらいの期間で、どれだけ殖やしたいのかは、人それぞれです。

人気だからといって自分にも合うわけではありませんし、分配金が出るから良いわけではありません。

みんなへのおすすめが、必ずしも自分にとってのおすすめかも分かりません。

詳しくは、こちらの記事も合わせてご覧ください。

金融商品への投資 人気・ランキング・分配金に騙されない!正しい投資信託の選び方

あくまで、自分の運用目的や希望に合った商品かどうかのアドバイスをしてくれているか、ということで判断するべきです。

私たちIFAの場合は、金融機関の営業方針に縛られることなく、独立・中立的な立場でアドバイスをすることができます。

IFAは、金融商品を販売するのではなく、お客様と同じ立場で考え、プロとして各お客様毎に最適な商品をアドバイスします。

自分の希望や目的をまずは聞いてくれているか、聞いた上でのアドバイスなのか、が1つの見極め方です。

 

4. 投資信託で失敗しないために

最後に、失敗しないためのポイントを振り返りましょう。

繰り返しになりますが、投資信託で失敗しないためには、自分に合った商品を選び、アドバイスしてくれる人、その担当者を見つけ、味方につけることがとっても大切です。

既に投資信託を始めている方はセカンドオピニオンとして現状の運用が望ましいのかご相談頂けたらと思いますし、これから始めようと考えている方も、一から相談に乗ります。

「自分のための」「自分に合った」「運用スタイル」を一緒に考えていきましょう♪

 

商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料などをご負担いただく場合があります。また、価格の変動などにより損失が生じる恐れがあります。各商品などへの投資に際してご負担頂く手数料など及びリスクは商品毎に異なります。

※本ページに記載されている内容は2021年3月22日時点のものです
※記載内容に誤りがある場合、ご意見がある方はこちらからお問い合わせください

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